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”北部校友会への想い”       名誉会長 岩井 將 (S37 法卒)2021年10月20日

令和3年5月16日の総会で18年に亘って会員皆様のご支援で努めて参りました会長職を退任し、新たに名誉会長を拝命致しました。 茲で良い機会ですから立命館どのような経緯でどの様な経緯で設立されたかを、皆様に知って頂くのも良いかなと思い筆を執りました。

2002年(平成14年)に当時私は立命館大学奈良県校友会の副会長をしており、或る日会長(渡辺氏)より県庁所在地の奈良市中心の校友会が無いので、作ってもらえないかと話がありました。当時奈良市には県庁、奈良市役所、南都銀行、奈良交通の職域校友会はありましたが、これはあくまで在職者の校友会で、一般の校友会ではなく、当然作らねばならないと奈良市出身の私も思い、直ぐに行動を開始しました。

当時から今日まで奈良県校友全国全国6番目の校友の多い県でした。たまたま、ある人から北部校友会の設立時から副会長をして頂いた西田 晴彦(昭和38年 経済卒)を紹介され早速面会しました。 西田氏は大学4年間京都に通学する際、奈良電(現在の近鉄京都線)組の仲間の中心で、卒業後も会合を持っておられ、その仲間たちに声を掛けて頂き30数名が集まり趣旨を説明し、全員から快諾頂いたのがスタートの原点でした。

その後、月に数回4人の中心メンバーで会合を持ち一年弱で設立にこぎ着けました。 名称も「立命若草会」として晴れて2003年(平成15年)に立命館大学奈良県校友会(立命若草会)がスタートを切りました。 その後2008年4月27日(平成20年)立命館大学奈良県校友会(立命若草会)設立5周年記念総会をホテル日航奈良で、当時奈良大学学長 鎌田道隆氏(昭和43年 文院修了)を来賓にお招きし「江戸時代における奈良の観光都市化」の題でご講話いただきました。 当日の出席者は82名でした。

その後「立命若草会」幹部会員諸兄の発議で大学本部の了解を得て奈良県校友会と別れて、奈良県北部校友会(立命若草会)として2010年5月9日にホテル日航奈良で設立総会を開催致しました。 当日は来賓として立命館大学(前理事長)顧問の川本 八郎氏を招いて素晴らしい講演を頂き、盛大な総会を催し今日に至っています。 その間会員諸兄、特に副会長、常任幹事の皆様方には大変ご協力を頂き、こんにちの盛大で強力な校友会に育っております。

各種同好会の活発な活動は言うに及ばず、平成23年発足した全国の校友会でも稀有な文化講演会「立命文華会」を奈良市生涯学習財団との共催で年4回、今日まで42回開催し毎回一般市民の参加で平均100名程度の沢山の方々で催しております。

母校に対する強い想いがあったからこそ現在の強力な絆に結ばれた校友会に発展してきたと思っています。 今後は30周年に向かって岩井 昭雄新会長の下、会員の結束で、一層強力な校友会に育って行って欲しいと念願しております。 私も名誉会長を拝命致しましたので、力の及ぶ限り協力させていただきます。

今後共、今迄同様よろしくお願い申し上げます。 永い間ありがとうございました。

令和3年10月吉日


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