10月25日(日)に第27回全日本大学女子駅伝対抗選手権大会が仙台を会場に開催され、4連覇を狙った立命館大学は2位となりました。
舞い始めた落ち葉に秋の深まりを感じさせる10月下旬の仙台は、ときおり暖かな日差しが差す、まずまずの天気に恵まれました。
大学女子駅伝が「杜の都女子駅伝」として、仙台で開催されるようになって5年目を迎え、仙台の秋の恒例の行事として定着しゴールとなる仙台市役所前広場には、選手、関係者他、大勢の市民が集まりました。
12時10分に宮城野区の仙台市陸上競技場をスタートし、1区で佛教大がトップに立つと、2区でリードを広がり、3区で立命館大学・小島一恵(4年・立命館宇治高校出身)が4年連続となる区間新記録(1年は2区、2,3年は3区)で差を縮めたものの、後半突き放され、佛教大が2時間3分32秒の大会新記録で初優勝、立命館大学の4連覇は達成できませんでした。
今回の立命館大学の記録=2時間5分13秒は、昨年の記録2時間6分53秒や、これまでの大会記録2時間6分19秒(一昨年に立命館大学がマーク)を上回り、決して悪いものではありませんが、佛教大は、それを上回る好記録を残したことになります。
その日、午後4時から開催された慰労会は、宮城県校友会会長の挨拶に始まり、続いて挨拶に立った陸上部OB会会長の村田氏は、「選手たちはよくがんばった。それ以上に佛教大はがんばった。この悔しさを来年につなげたい。」と述べられました。
村田氏による乾杯の後、しばし、選手たちの到着を待ちました。
4時半頃、井元監督、山本リーダー始め選手たちが到着。
それぞれから自己紹介の形で挨拶頂きました。
最後に挨拶を述べたのは、地元宮城県(仙台育英高校出身)の2回生の岩川さんで、「応援の少ないといわれる5区を走ったけど、立命館を応援するたくさんの声が聞こえ、励まさました。今後、一層練習に励み、この雪辱を晴らします」と述べ、ひときわ大きな労いの拍手がおくられました。
また、少し遅れて到着した戸倉コーチからは、「残念な結果に終わりましたが、これまで以上にがんばります。」と強い決意を頂きました。
会場には、宮城県校友会ほか近県の校友会の方々、宮城県父母の会、陸上部OBの方々、大学本部や応援団の代表、選手など60名以上が集まり、優勝こそできなかったものの、和やかな歓談が続きました。

慰労会にて