京都校友会の後輩支援活動として位置づけた標記の講座を、9月28日(土)15時から、朱雀キャンパス1F 生協カフェテリアにおいて開催しました。卒業・修了から10年以内の若手校友と京都校友会幹事ら、30名が参加しました。
講師は、京料理木乃婦の若主人で当会幹事でもある髙橋拓児さん(’91法)。テレビや雑誌などでも引っ張りだこの人気料理人です。その髙橋さんが自ら、「国際舞台での活躍や、各界で一角の人物になることを目指している志の高い後輩に、文化としての日本料理についてレクチャーしたい」と企画し、実現をみたものです。
今回はいわゆる「作法」についての講義ではなく、髙橋さんのお話しは気軽な雰囲気の中で流れるように進みました。高橋さんは、まず世界各文化圏の料理について概観。海外との比較によって日本料理・日本の食文化の特徴を導き出し、解説して下さいました。「鱧と松茸の吸物」「鯛のお造り」もご提供いただき、本物のだしと松茸の素晴らしい香りが会場に広がりました。
ビジネスや社交の場、特に海外の方をもてなすシーンで必ず必要になるのが日本食に関する教養です。参加者の皆さんは「貴重なお話しを今後に活かしたい」と満足そうでした。