開催日:平成28年11月30日(水)
場所:立命館大学大阪いばらきキャンパス キャンピングキッチン
11月30日に、平成28年度公認会計士試験に合格した学生・卒業生を称える公認会計士合格祝賀会が開催され、OB・OGとして稲垣誠二さん、荻窪輝明さん、上田彩香さんが参加しました。経営管理研究科研究科長奥村教授のご挨拶で始まった祝賀会では、公認会計士校友会の鈴木会長の合格を祝う言葉を披露して、合格の皆様をお祝いしました。
祝賀会では、公認会計士試験合格者と公認会計士校友会の公認会計士の先輩方とのあいだで、これからの仕事の内容やキャリアプランなどについて話を交わし、交流がおこなわれました。
また、OIC国際教育センター長西谷教授にもお言葉をいただき、合格者を励ましていただきました。
最後に、立命館大学公認会計士校友会では、公認会計士試験に合格された皆様のこれからのご活躍を祈念しております。
公認会計士校友会の鈴木会長のお祝の言葉全文
公認会計士試験に合格された皆様へ
公認会計士試験の合格、おめでとうございます。立命館大学の先輩会計士として、また、公認会計士校友会の会長として、皆さんに心からお祝いを申し上げます。
皆さんは、公認会計士としてのスタートラインに立ちました。皆さんの将来は夢と希望にあふれています。これからも日々努力していく人には、必ずチャンスが訪れます。
人の話をよく聞くこと、人と笑顔で接すること、誠を求める心を持つこと、これで会計士人生の8割が決まります。
現在、我が国経済社会は、そのインフラとして、真に優秀な公認会計士を求めています。企業活動の複雑化や資本市場の適正化のために、公認会計士に対する社会からの期待は大いに高まっています。また、公会計や非営利分野など、その活動範囲も益々広がっています。
皆さんは、将来、公認会計士として自分に合った職務を見つけ、社会人として、そして人間として成長していかれるでしょう。皆さんが公認会計士という資格を活かして、自分の人生の夢を叶えられることを祈念しています。
現在の激動する国際社会の中で、日本の公認会計士が、その存在感を示すことは、極めて難しいことです。英語というハンデがあります。しかし、そうであるからこそ挑戦する価値があります。機会があったら海外に出ましょう。また、様々な業種や業界の方々との交流を深めましょう。それは、将来、きっと皆さんの人生の財産になります。
我々公認会計士は、社会から期待されています。また、信頼されています。この期待や信頼を、皆さんの世代も受け継いでいってください。そして、公(こう)、すなわち“おおやけ”である国家・国民に、真に認められる本物の“公認”会計士となってください。
立命健児ならば、きっと世に尽くせる公認会計士になれると、私は確信しています。
我が国の公認会計士業界の未来は、皆さんの若い力に託されています。
皆さんの将来に幸多きことを祈念し、公認会計士試験合格者の皆さんへのお祝いのメッセージと致します。
平成28年11月30日
立命館公認会計士校友会 会長 鈴木 昌治