2011年9月3日(土)15時から、立命館大学朱雀キャンパス(301教室)において、「立命館公認会計士校友会」の第3回総会が開かれました。
当日は台風が近畿地方に上陸する悪天候に見舞われましたが、総会、記念講演、懇親会に20名近くの校友の方たちが参加されました。
総会は、理事の平野敦士氏(’86経営卒・本学経営管理研究科教授)が司会を務め、冒頭の挨拶で鈴木昌治会長(’77経営卒)は、「資本市場及び金融業の基盤強化のための金融商品取引法等の一部を改正する法律案」に盛り込まれていた「公認会計士制度の見直しに関する規定」すべてが削除されたことについて「資格要件」など国際会計士連盟(IFRS)の定める「職業会計士国際教育基準」(IES)との整合性を保てない事項を改善するなどの有意義な内容も含まれていたとして懸念が示されました。
また、「IFRS導入」や「公認会計士法の下の業務内容における税理士法との関係」の整理など課題の重要性を指摘されました。
続いて、副会長の村井城太郎氏(’83経営卒)を議長とし、会計報告の後、会計監事の渡部靖彦氏(’75経営卒)が監査報告を行い。そして、事業計画および役員体制について説明があり、全て満場一致で承認されました。
引き続いて第4回立命館公認会計士シンポジウムに移り、開催にあたって理事の奥村陽一氏(本学経営管理研究科教授)より講師紹介があり、澤上篤人氏(さわかみ投信株式会社 代表取締役・本学経営管理研究科客員教授)が「長期投資で日本を蘇生させよう」をテーマに講演されました。
なお、今回の講演は、「日本公認会計士協会 継続的専門研修制度協議会」に「CPE会員有志研修会」として申請、後日研修会管理者を務める理事の稲垣誠二氏(’00法卒)より「集合研修結果報告書」が提出され受理されました。会場には、ご案内を差し上げた日本公認会計士協会 近畿会ならびに京滋会の会員の方たちもお越しいただきました。
会場を朱雀7Fのレストラン「TAWAWA」に移して行なわれた懇親会は、理事の稲垣誠二氏(’00法卒)の司会、松村勝弘教授(経営管理研究科長)のご挨拶、鈴木会長の乾杯で始まり、懇親会では会員相互の交流はもちろん、参加者全員によるリレー挨拶では、先輩方が公認会計士を目指す経営管理研究科の院性、学生を激励されるなど非常に盛会となりました。
最後に中締めとして、副会長の横井康氏(’79法卒)より、現役学生への激励と同会の益々の発展を祈念する挨拶があり、全員の一本締めでお開きとなりました。