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第22回Rひやく会おこなわれる2016 年 9 月 3 日

2016-9-2(金)午後6時から日比谷国際ビル地下の居酒屋で第22回ひやく会が行われました。出席者は8名1966年から1977年までの卒業の方々でした。世話役の樫原勉さん(1973理工)は、本学出身者では3人しかおられないアクチュアリー*です。「歩くアクチュアリー」ということで
鉄道伝い歩きをやられており日本縦断目前だそうです。走破されたらギネスへ登録とのこと。ボート部OBでインカレのエイトが優勝した時のメンバーの木内友一さん(1977経済)からはオリンピック関係で例年より1か月遅くの9/22から9/25に開催される第43回全日本大学選手権大会の案内ならびに応援のご案内がありました。ひやく会はもともとs47からs49 しち、はち、くからひやくと命名され年に二回はや10年以上にわたっての集まりです。本日出席の全員が60歳以上ということもあり健康のためのスポーツジム、毎日が日曜日の過ごし方などいつもながらの談論風発の愉しい会合でした。立命人ならばどなたでも歓迎です。気軽に気楽にどうぞ。

カッシー館 http://www.kassy-kan.net/blog/?p=3878

 

*「アクチュアリー(Actuary)という言葉は「actus(公務の)記録員」を意味するラテン語の“Actuarius”を語源としています。“actus”は、英語の“records”を意味する単語です。ところが面白いことに、アクチュアリーを意味するイタリア語の“attuario”やフランス語の“actuaire”は、ラテン語というよりも、英語の“Actuary”に由来しています。これはアクチュアリーという“数理業務の専門職”の歴史と関係しているのです。

――きっかけは、17世紀のイギリス、ロンドン中心部でした。この頃、ある地域の住人たちが「仲間に万が一の不幸があった場合にも遺族の生活保護ができるよう、皆で毎月一定額を集めよう」という制度を設けました。しかし、誰かが亡くなるたびに組合員が減り、毎月の掛け金が次第に値上がりしていったため、若い組合員たちの負担が膨らみ、この制度は結局約10年で廃止されてしまったのです。

それから数十年の時を経て、今度は不特定多数の人を対象とした「生命保険」という新しい事業が、イギリスに誕生しました。これは、かつて住人たちが作った「若者も高齢者も一律の料金を支払う」というものではなく、加入者の年齢や加入年数などに応じて毎月の支払額(保険料率)や保険料が変わるというシステムでした。この生命保険事業を開始するにあたって、当時のイギリス社会の死亡率を確率論・統計学などを用いて解析し、毎月の支払額や掛金率を算定する専門家たちが誕生しました。彼らこそが世界で最初に「アクチュアリー」と呼ばれた人々です。

人々にとっての“将来”は、常に不確定要素で満ちています。決して望まないような出来事も起こってしまう可能性はあり、そうした万が一の出来事は人々に精神的、経済的な負担を強います。また、死亡のように「いつ起こるか分からないが、確実に起こる」出来事もあります。そうした“将来の出来事”の発生確率を評価し、望まれない出来事の発生確率を減らすよう知恵を絞り、起こってしまった出来事の影響を軽減することを考える専門家がアクチュアリーなのです。

アクチュアリーは現在、生命保険事業や損害保険事業だけでなく、年金事業、共済事業、さらには企業の資産運用などの多彩なフィールドで活躍しています。」http://www.actuaries.jp/actuary/index.html


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