〇11月7日(土)に、総社市にある「甦った天空の城 鬼ノ城(きのじょう)」へ、行ってきました。記念すべきこの第10回香川・岡山合同ウォーキングは、香川から15名、岡山から12名が参加して行いました。雨が心配されましたが、曇り空でちょうどよい気温でした。
〇「総社埋蔵文化学習の館」の平井館長さんが同行説明していただきました。館長さんの歯切れのよい、またわかりやすい説明に皆感激していました。
〇日本にある古代古城は、今から1300年前につくられた城です。唐と新羅に滅ぼされた百済の救援に向かった倭軍が663年に白村江(はくそんこう)の戦いで大敗し、報復を恐れた倭政権が北部九州から瀬戸内海に防御施設として造った城だと言われています。鬼ノ城はおそらくそのような古代古城のひとつと考えられています。しかし、わが香川の「屋嶋城」などの古城は日本書紀に記されていますが、この鬼ノ城は記載がなく、どのような経緯で造られたかが明らかでない謎の城だと言われています。
〇標高約400mに築かれた鬼ノ城は、地元総社市などの整備が行き届いて、全体像がよくわかりました。よく晴れた日には、遠く小豆島、五剣山、屋島、讃岐富士が見えるそうです。参加者は「すばらしい城だ。何度でも来てみたい」と口々に言っていました。
〇ウォーキングの後、マイクロバスで「サンロード吉備路」の温泉に入浴し、さっぱりしたところで楽しみにしていた懇親会を行いました。記念ウォークにふさわしく、参加者全員楽しく、大成功で終えることができました。岡山県校友会のみなさまありがとうございました。次回は香川県が当番で、「世界の直島散策」の予定です。こうご期待を!
なお動画は次のユーチューブをご覧ください。(2分6秒)天空の城 鬼ノ城ウォーキング
(新田事務局次長記)