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「RITSUMEX’09 in名古屋 オール立命館校友大会」2009 年 9 月 27 日

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群馬県校友会より、石橋博会長と小池洋一幹事の2名が出席いたしました。

9月27日(日)11時から、名古屋国際会議場で「RITSUMEX’09 in名古屋 オール立命館校友大会」が盛大に開催された。東海ブロックでの開催は史上初で、立命館大学校友会をはじめ、愛知、三重、岐阜、静岡の4県校友会の主催で行われた。全国各地から1500名の校友のほか、父母、学生、一般の方の計3000名も集まるなど、約4500名が来場した。

 校友大会はセンチュリーホールでのプレミアムトークショーで幕が開けた。第1部はトヨタ自動車(株)代表取締役会長の張富士夫氏による開催記念講演が行われた。張氏は「企業における人材育成」などについて話され、トヨタ自動車や日本、アメリカの企業の人材教育や訓練の状況を解説された。

第2部のトークセッションは張氏のほか、校友でプロ野球解説者の古田敦也氏(S63経営)、元シンクロナイズドスイミング日本代表の武田美保氏(H11産社)、川口清史立命館総長の4氏がパネラーを務め、本郷真紹立命館副総長によるコーディネートのもと「育成」をテーマに各パネラーが持論を展開。終盤には学生に対するメッセージを送り、張氏は「『競争』し、努力しながら成長してほしい」、古田氏は「色々な人の様々な経験談を聞き、多くのことを吸収してほしい」武田氏は「親身になって受け止めてくれる環境から得るものは大きい」川口総長は「学生の『やる気』を大切にしたい」と、それぞれ述べられた。

 他の会場でも様々な企画が展開された。4号館3階では茶道研究部、囲碁研究部、将棋研究会、かるた会による企画が実施された。また、騎馬像前広場でも「EV-Racing(ソーラーカー)」、「内燃機関研究会(フォーミュラカー)」による展示や体験コーナー、東海ブロックの「モノづくり」を代表する、からくり人形師九代・玉屋庄兵衛氏の人形の展示や実演、トヨタ博物館のアンティーク車両の展示といった、ユニークな企画が展開され、多くの来場者を魅了していた。

さらに、イベントホールでは1時半から「オープンキャンパスin名古屋」が行われ、立命館大学各学部のPRコーナーや入試相談、模擬講座などを実施。多くの来場者で賑わい、立命館の魅力が存分にアピールされていた。イベントホール前駐車場では2時から、女性校友を対象とした「マンモグラフィー検診」も行われたほか、愛知県校友会、愛知県校友会衣笠会、静岡県校友会、三重県校友会中勢会の各総会も催された。

そして4時からは、1500名の校友が一堂に終結して「校友会総会」がスタート。4号館1階の白鳥ホールと、3号館B1階の「Cascade」、7階のパステルの3会場にて行われた。開会前は、開場とともに多くの人が入場。校友会本部総務委員の方々が来場者の誘導などでご活躍されるなど、スムーズに進行された。

司会は飛鳥井雅和氏(S39法)と髙阪真希氏(H16文)が務めた。冒頭、メンネルコール(男声合唱団)の中京地区OBの皆さまと現役部員が”混声”で校歌を斉唱し、美しい歌声が会場に響き渡っていた。さらに、山中諄会長(S40経)の挨拶が行われ、新たに設けられた校友の憩いの場「校友サロン」など、校友会の近況についてふれたほか「京都以外で開催するのは2回目。盛大な大会が開催できたのも東海ブロックの4県のご尽力の賜物です。これからも教職員と校友の両輪で立命館を支えていきたい」と力強く述べた。続いて、来賓代表の川口清史総長が「校友の皆様の発展が学園の発展を築きます。これからも校友や父母と相乗効果をもたらす関係を続け、ともに成長しましょう」とお祝いの言葉を述べられた。この後、総会議事に移り、議長に選出された山中会長が進行を務め、すべて承認された。 

続いて、校友会から成績優秀な留学生に贈られる「2009年度留学生奨学金」の授与式が行われ、選ばれた30名の現役学生が登壇し、山中会長から奨学金が授与された。授与者を代表し、賀麗華(ガ・レイカ)さん(経営3回生)によるお礼の挨拶が行われた。

18時半からの「レセプションパーティー」は長田豊臣理事長の乾杯のご発声でスタート。祝電披露の後、校友で歌手のばんばひろふみさん(S48経)のスペシャルライブが行われ、昔を懐かしむ校友がいるなど、大盛況だった。しばし歓談の後、「2008年度校友会長特別賞」を受賞した陸上競技部の井元章夫監督とかるた会の代表者がそれぞれ感謝の言葉を述べられた。

終盤には、次年度の校友大会開催地引継ぎセレモニーが行われ、今大会の実行委員を務め、大会運営にご尽力された東海ブロックの愛知県(林幸雄会長)、三重県(中山一幸会長)、岐阜県(成瀬正会長)、静岡県(大石育三会長)の4校友会会長から、来年度の校友大会実行委員を務める福岡県(清家邦敏会長)、北九州(高藤昌和会長)、佐賀県(西村邦彦会長)、長崎県(横山正人会長)、熊本県(隈部幸一会長)、大分県(岡﨑信行会長)、宮崎県(道休邦博会長)、鹿児島県(福元寅典会長)、沖縄県(糸洲昇会長)9校友会の会長へ校友会旗が手渡された。東海ブロックを代表して林愛知県校友会会長・立命館大学副会長が、今大会についての報告やお礼の言葉を述べた後、次年度の校友大会実行委員を代表して清家福岡県校友会会長・立命館大学校友会副会長が次年度の成功に向けて力強く抱負を語った。

さらに応援団が登場し、総勢1500名の参加者が方を組んで応援歌を斉唱。会場の盛り上がりがピークに達する迫力の歌声が会場を包み込んだ。続いて、西村義行立命館大学校友会副会長が「元気な立命を東海ブロックでアピールできた。来年は九州ブロックでアピールしたい」と中締めの挨拶を行い、閉幕となった。

2010年の校友大会は10月30日(土)に福岡市博多区のキャナルシティー1階広場と、キャナルシティー内の「グランド・ハイアット・福岡」で開催される予定。


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