会長挨拶

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立命館大学技術士会会長 土屋光弘

我が国の科学技術の発展に寄与してきた技術士には立命館大学出身者が多数おられ、現在、各方面で活躍されています。

一方で近年、技術者が従事する業務の内容は、ますます高度化し、しかも多岐にわたってきており、これに伴い対策に苦慮するような予期せぬトラブルの発生や、結果として技術者の信頼が揺らぐ事態も生じてきています。

このような社会状況を鑑み、技術者への信頼を取り戻すべく立命館大学出身の技術士を結集し、

①    会員の技術レベルの向上と相互の親睦

②    大学の教育活動に協力し学園の発展に貢献

③    技術士を目指す母校の後進への支援

④    地域及び社会活動の技術的支援、助言を志向

を核に平成21年12月に「立命館大学技術士会」は発足しました。

当技術士会は、今年で発足10年を迎えます。

当初から力を入れてきた卒業生への技術士第二次試験の受験支援は、延べ約30人の技術士を輩出することができました。合格者には当会に参加いただき、後輩の受験指導とともに、経験豊富な先輩技術士の皆様と親交を深めていただく活動を進めております。

また、母校立命館大学の環境・都市系学科と連携し、学生に「工学技術者はどうあるべきか」「めざせ技術士」という技術者教育を継続してまいりました。

近年では、「土木、この素敵な社会」の出版、年1回の会報の発刊などの活動を進め、会員も150余名となっております。

私は、令和元年6月の第10回総会で立命館大学技術士会の会長に就任しました。

副会長4名、幹事20余名と力を合わせ、これまでの活動をしっかりと継承するとともに、立命館大学技術士会の発展に向け、様々な面で可能性を追求していきたいと考えますので、何卒ご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。

また、立命館大学出身の技術士のみなさまが「立命館大学技術士会」に入会され、後進の支援、立命館大学の発展、あわせて社会への貢献活動に参画されることを、心より期待しております。

立命館大学技術士会 会長 土屋 光弘


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