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三み谷たに舜しゅん社会学研究科 博士課程前期課程研究テーマ:軟式スポーツの誕生とその系譜/既存のスポーツ(例えば野球やテニス)が「軟式球」を導入することによって生じるプレースタイルの変化やルールの変更について、スポーツの本質を構成する「遊戯性」という視点から検討を試みる(写真左)市いち井い吉よし興ふさ産業社会学部研究テーマ:社会的諸関係からスポーツの位置付けを捉え直しつつ、スポーツの本質と構造を探究専門分野:スポーツ文化論、レジャー研究、エイジングとポピュラーカルチャー※掲載内容は2016年7月時点のものですBCDRUNRUNRUNDECEMBER 202421 今号は『RADIANT』に掲載された研究内容をご紹介します。A’A’’6m教授(写真右)立命館大学研究活動報『RADIANT』(ISSUE3スポーツ,pp.22-23,2016.7)より一部変更し、転載RADIANT(ラディアント)は、立命館大学の多様な研究活動を紹介する研究活動報として2015年11月に創刊号(特集:アジア)を発行し、今年で10年目を迎えました。RADIANTは、「光を放つ、光り輝く」という意味を持つ形容詞です。今後、立命館大学の研究成果が光り輝く未来を生み出す一歩に、また、これからの世界を照らす一助になるという意味が込められています。今後も一つのテーマを切り口に、立命館大学で展開されてい▶www.ritsumei.ac.jp/research/radiant/る研究を幅広く紹介していく予定です。ウォールエリアのDにパスしてゴールエリアに走り込む走り込んだAにロングシュート!ディフェンスの薄くなった自陣にボールを戻し…ウォールエリアを有効に使おう!ゴールエリアから出ることなくボールをキャッチすれば5点獲得ハーフラインより後ろからのゴールは5点ウォールエリアウォールエリアゴールエリア泉となり、やがて社会を豊かにしていくのです」と言う市井は、スポーツの教育的あるいは経済的効果だけでなく、人間としての豊かさや社会の豊かさを育むものとしてのスポーツの重要性を説く。高校・大学、そして現在までソフトボールの選手として活躍する三谷は最後にこう結んだ。「ゼミのメンバーと体育館を走り回りながらどうすればTolitolytaがもっと面白くなるかを考えていた時と、ソフトボールの試合で夢中でボールを追いかけている時の気持ちは同じだった。それに気付いた時、スポーツの本質をつかんだ気がしました」 ●4対4の攻防(選手交代は何回でも可能) ●自陣からパスによりボールを運ぶ ●ボールを持ち3歩まで移動可能(ドリブルはしない) ●使用球はオーボール(写真右) ●ゴールエリア内で味方選手がボールを受けると得点 ●5分1セットで5セットを行い、3セット先取で勝敗を決定RUN泉になる

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