校友会報「りつめい」No.294
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衣笠キャンパスの修学館の東出入り口付近の植栽地に、.004思い出のあの場所 NoNo.004思い出のあの場所 AUGUST 2024理工学部 教授 高山 茂(’86院理工) ▲1994年開設当初のBKC▲ 開学記念式で登壇する大南正瑛総長(当時)24開設当初のBKCを支えたのは、「希望」「挑戦」「イノベーション」を胸に秘めた学生と教職員、そして「期待」の念を持ってご支援くださいました校友の皆さま方でありました。開設当初に在籍されていた皆さま方は今日社会をけん引する壮年期を迎えておられますが、BKCの勃興期の「アグレッシブな多様性が醸し出す活性力」は現在のご活躍の一端を担っているのではないでしょうか。また、BKCの30年間の成長を温かく支援してくださったのは滋賀県の地域社会であり、「地域共生」を模索しつつ「地域価値の向上」に向けて共に推進してまいりました。BKCの今日の姿は立命館大学の未来の指針であり、学術、教育、グローバル、SDGs、産官学連携、地域共創、価値創造などさまざまなプラットフォームにおける私立大学が実現すべき「地域社会共生」の成果であります。「朋友ともに息吹き、未来を創る」。これがBKCの現在進行の姿であり、30年前に衣笠キャンパスに残した碑の前で学園関係者がBKCに託した「想い、希望、期待」の実践の姿です。今後ともBKCに寄り添い、見守りくださいますよう、よろしくお願い申しあげます。▲BKCキャンパスプロムナード「立命館大学理工学部発祥の地」の碑(衣笠キャンパス) ▼開設 開設 3030周年周年特別編特別編BKC 3030th ANNIVERSARYth ANNIVERSARYBKC 相訪会(元 理工学部校友の会)による「立命館大学理工学部発祥の地」の碑があります。理工学部がびわこ・くさつキャンパス(BKC)へ移転する前年の晩秋に、衣笠キャンパスでの55年間の歴史と未来に向けた想いと決意を示すために設置されました。BKCは、立命館大学の新展開を担う実践フィールドとして1994年4月に開設されました。この30年の間にさまざまな学部の設置や移転を経て、約61万平方メートルのキャンパスには理工学、生命科学、薬学、経済学、スポーツ健康科学、食マネジメント学に関連する学部や研究科の教学施設や研究施設、福利厚生、グラウンドなど合計50以上の施設が展開し、13,600名以上の学生が在籍しております。びわこ・くさつキャンパス

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