会報りつめい289号 デジタルブック
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Ⓒ嶋田礼奈/講談社 第167回芥川賞 立命館大学卒業生の高瀬隼子さん(’11文)が受賞 創立者 中川小十郎の顕彰碑が建立されました高瀬隼子さん「おいしいごはんが食べられますように」(『群像』2022年1月号掲載、単行本・2022年3月22日講談社発行)上:中川小十郎顕彰碑、下:除幕式の様子7月20日、第167回芥川龍之介賞(日本文学振興会主催)の選考会が開催され、本学文学部を2011年に卒業された高瀬隼子さんの「おいしいごはんが食べられますように」(『群像』2022年1月号掲載、単行本・2022年3月22日講談社発行)が選ばれました。高瀬さんは、2019年に『犬のかたちをしているもの』で第43回すばる文学賞を受賞し、作家デビュー。2021年には『水たまりで息をする』が、第165回芥川賞にノミネートされ、2度目の候補作で受賞を果たしました。このたび、『おいしいごはんが食べられますように』という小説で、第167回芥川龍之介賞を受賞いたしました。わたしは、大学在学時に所属していた立命文芸創作同好会の友だちと、大学卒業後も文芸同人サークルの活動を続けてきました。小説は1人でも書き続けていたに違いないのですが、作品の更新に自覚的でいられたのは、立命館時代からの友だちのおかげです。大学で出会えた友だち、先生方、哲学専攻での学びや、あの場で得られた経験の全てに感謝しております。ありがとうございました。DECEMBER 202227TOPICSTOPICS校友会TOPICS高瀬隼子さんのコメント5月19日、特定非営利活動法人中川小十郎顕彰会(理事長山𦚰安三氏・’70産社)・立命館大学校友会亀岡校友会(会長中川茂雄氏・’65経営)が亀岡に中川小十郎の顕彰碑を建立、記念式典・除幕式が開催されました。中川小十郎は、現在の亀岡市馬路町に生まれ、志ある若者たちが昼間働き、夜間に学ぶことができる「私立京都法政学校」を1900年5月19日に創立。その後、西園寺公望から「立命館」の名称を受け継ぎ、初代総長として立命館の発展に尽力しました。中川小十郎の功績を後世に伝えるため、10年以上にわたり活動を続けてきた中川小十郎顕彰会・亀岡校友会は、このたび、多くの人が集まる亀岡駅北1号公園入口に顕彰碑を建立しました。式には、古川博規・京都府副知事や桂川孝裕・亀岡市長など約110名が集まり、顕彰碑の建立を祝いました。0102

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