会報りつめい289号 デジタルブック
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RITSUMEIKAN UNIVERSITYDECEMBER 202220どこからでも! ライブ配信企画立命館宇治高等学校里さと井い 祥しょう吾ご監督─立命館大学体育会硬式野球部での思い出川崎 当時の監督・松岡憲次さんは、掃除や挨拶、言葉遣いについて、すごく厳しかったですね。寮に埃一つ落ちていれば掃除担当者がすぐに呼ばれますし、そういう意味では社会に出てからの基礎を野球部での練習や寮生活で学ばせてもらったと思います。監督になって感じているのは、技術以上に人間的な部分の重要性です。トーナメントの試合の「絶対負けられん」というところで、人間としての弱さとか甘さが出て負けることが多々あります。振り返った時に、大学で松岡監督に教えていただいた「人として」ということを叩き込んでいかないと大事な試合で勝てないと常々思っています。秋武 プロを目指すことも含め、高い目標をもって取り組まれていた先輩が多かったので、一人ひとりが自立して練習に取り組んでいました。松岡監督には、技術的なことの指導はもちろんですが、一社会人としてというか、人としてどうなんだっていうことを教えていただいたと思っています。厳しい監督でした。(’06産社)(’04産社)立命館守山高等学校秋あき武たけ 祥あき仁ひと監督里井 松岡監督がいらっしゃると緊張感が全然違いました。怒られても納得できるというか、嬉しくもありました。僕も一指導者として松岡さんのような存在になれたらと思い、背中を追いかけています。─2022年の夏の甲子園を振り返って家田 大会直前、私のチーム(浜田)はコロナの影響を受けてしまい、「辞退」という言葉も頭をよぎりました。そういう状況の中で高野連の方からお電話をいただいて、「何とか試合ができるように前を向いてやっていこう」という言葉に本当に救われました。試合をできただけでもありがたかったのですが、何とか勝つことができて、本当にいい経験をさせていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。川崎 今年は久々に満員の観客に応援される中での甲子園となりました。入学した頃からコロナの影響を大きく受けてきた生徒たちは、大観衆かつ応援もフルにある中で野球をする機会はこれまでほとんどありませんでした。私のチーム(明豊高校)は(’04産社)島根県立浜田高等学校家いえ田だ 康やす大ひろ監督(’09法)ひさしぶり!はじめまして!―出会い、広がるつながり―12:30~14:00 [スペシャル対談]大分県・明豊高等学校川かわ崎さき 絢じゅん平ぺい監督|LIVE!|SPECIAL TALKオール立命館校友の集い2022だからおもしろい―高校野球、そして甲子園―立命館大学校友・高校野球部監督座談会―

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