会報りつめい287号 デジタルブック
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○○○○○○○○○●○○○○○○○○○●○○○○○○○○○●○○○○○○○○○●○○○○○○○○○●○○○○○○○○○●○○○○○○○○○●APRIL 202224[2021 OCTOBER~2022 JANUARY]文学部・夏目宗幸特任助教が一般社団法人地理情報システム学会の「2021年度学会賞 研究奨励部門」を受賞しました。『GIS-理論と応用』に掲載された2編の論文に加え、同学会の若手分科会で優秀賞を受賞した実績、さらには歴史GISやGIS 教育の研究分野に貢献したことが受賞につながりました。授賞式は2021年10月31日、地理情報システム学会第30回大会の閉会式で行われ、受賞者には会長から賞状と副賞の盾が贈呈されました。絶滅寸前種「フジバカマ」の鉢植えを 嵐電北野線の全駅に展示立命館大学衣笠キャンパスの学生・教職員、近隣住民、京福電気鉄道株式会社で構成される「嵐電沿線フジバカマプロジェクト」では、SDGsの目標15にある「生物多様性の損失阻止」に向けた取り組みとして、京都府で絶滅寸前種に指定されている「フジバカマ」を挿し芽で増やし、栽培してきました。それを鉢植えにして、2021年10月2~10日、嵐電北野線(帷子ノ辻~北野白梅町)の全駅に展示。衣笠キャンパスを含む沿線地域が一体となってフジバカマの保全に取り組み、嵐電北野線の全駅の緑化につなげました。産業社会学部 小澤亘ゼミで嵯峨嵐山地域の 多言語観光サイクリングマップを制作産業社会学部・小澤亘ゼミの学生たちは、立命館大学と連携・協力に関する協定を結んでいる京福電気鉄道株式会社の協力を得て、嵯峨嵐山地域の多言語観光サイクリングマップを制作しました。学生はテーマごとに3つのモデルコースを企画。留学生が中心となって日本語のマップを英語・韓国語・中国語に翻訳しました。マップは嵐山駅ビル「らんぶらレンタサイクル」の利用者に無料配布される他、2021年10月から京福電気鉄道の嵐電ホームページからもダウンロードが開始されました。ダイバーシティ・産学連携分野の新展開へ お茶の水女子大学と協定締結2021年10月26日、立命館大学と国立大学法人お茶の水女子大学は、それぞれの持つ人材や知識・情報などの資源を活用し、相互に協力することによる、研究の充実と有為な人材の育成への寄与を目的として、連携・協力に関する協定を締結しました。相互の人的・知的資源の交流・活用として、「ジェンダードイノベーション」をテーマに、両大学の研究センター・研究所間の共同研究や人材交流、両大学と産業界とのネットワークを含めた産学連携を進めていきます。文学部・夏目宗幸助教が 「地理情報システム学会・学会賞」を受賞

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