会報りつめい287号 デジタルブック
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(父・伸浩さん)(娘・響さん)父片岡 伸浩さん(’94経済) 神奈川県在住 ソニー損害保険株式会社娘片岡 響さん(産社4) 京都府在住 KDDI株式会社(内定)今も胸が熱くなる仲間との思い出。そんな経験を娘にもしてほしい。音楽のこと、京都でお薦めのもの。話題はいつも立命館です。APRIL 2022122回生の夏のサマーコンサートの様子Ộ入学動機を教えてください。よく父から立命館大学での学生生活の話を聞いていました。京都で一人暮らしをしたいという思いもあって受験しました。音楽好きの父の影響で幼少期からバイオリンを弾いていたので、全国から多くの団員が集まる交響楽団があることにも魅力を感じました。Ộ学生生活について教えてください。立命館大学交響楽団に入部。多彩な才能や個性を持ったさまざまな人がいることが新鮮でした。定期演奏会を目標に、意見をぶつけ合いながら高い水準の演奏に仕上げていくのは、大変だけれどもすごく楽しい。もともと物おじしない性格ですが、クラブ活動を通して、主張するだけでなく、時には一歩引くことを覚えました。考え方も価値観も多様な人と協力できるようになったなと思っています。オーケストラにとことん熱中した、本当に充実した4年間でした。Ộご家族で立命館について話すことは?話題はクラブ活動のことや京都暮らし、です。父も学んだ以学館や、学食に一緒に行った時は不思議な気持ちになりました(笑)。撮影:二村 海Ộ学生生活について教えてください。ほとんど全てが男声合唱団メンネルコールの活動でした。最初に衝撃を受けたのは、舞台で歌う瞬間の、ゾクゾクと鳥肌が立つ気持ち良さと、打ち上げでのメンバーの弾けっぷり。日々の練習やキツい合宿を経て、卒業する先輩を送り出す最後のコンサートでは、男泣きするほど絆が深まっていました。今思い出しても胸が熱くなります。Ộ立命館大学で良かったと思うことは?1回生の時、クラブの先輩から「アイデアマンだね」と言われ、自分の強みに気付けたことが、社会に出てキャリアを重ねる上でも活きています。仲間と夜遅くまで語り合い、一つの目標に向かった経験が財産です。真面目にやる時も遊ぶ時も、仲間と一緒に全力で打ち込むことが宝になります。そんな経験を娘にもしてもらいたくて立命館大学を薦めました。Ộお子さまの活躍ぶりをご覧になることは?娘の定期演奏会のたびに京都に来ています。娘からお薦めスポットを聞いて訪れる、演奏会後の観光も楽しみになっています。3回生の冬のカナダ演奏旅行の様子RITSUMEIKANFAMILY STORY立命館出身の親子・孫・きょうだいなど、在学時の思い出と今を紹介します。〜立命館ファミリー〜#01音楽でつながる立命館の思い出

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