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野の﨑ざき舞ま夏な星ほ株式会社フジテレビジョンスポーツ局 スポーツ部2021年9月、東京2020パラリンピックのブラインドDECEMBER 20214│巻頭特集│スポーツが未来を変えるさん(’19スポ健)サッカー決勝戦。フジテレビのスポーツ報道スタッフとして、現場でブラジル優勝の瞬間を見届け、選手にインタビューした野﨑舞夏星さんは、「とても感動しました」と回想した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、無観客での開催だったからこそ、なおさら「この感動を、テレビを通じてたくさんの人に届ける仕事にやりがいを感じました」と語る。小学3年生で相撲を始め、早くからその強さが注目されていた野﨑さん。中学時代に地元テレビ局の取材を受けたことが、今も心に残っているという。「それまで受けた取材では、緊張してうまく話せませんでしたが、その時のディレクターさんには、自然に本心を話すことができました。オンエアを見て、『私のことを本当に分かってくれていたんだな』とうれしくなりました。私もあんなふうに選手に寄り添って取材できる人になりたいという思いが湧いたのは、その時です」高校時代には世界ジュニア女子相撲選手権大会で世界一を経験。同じ静岡県出身で憧れだった女子相撲の先輩・山中未久さんを追いかけて立命館大学に進学した。しかし待っていたのはけがに苦しめられる4年間だった。入部早々肩を脱臼。治療で2年間を棒に振り、「今年こそ」と臨んだ3回生の4月、大会1週間前に再び脱臼した際には「辞める時が来たのかも」と覚悟したという。だが大会当日、包帯で腕をつって観客席に座り、チームメートが活躍する姿を見ていた時、強い思いが湧き上がってきた。「ここで止まったら、これから先自分を励ませるものがなくなってしまう。もう一度、自分が一番輝ける土俵に戻りたい」。その一心でリハビリに励み、最終学年となった2018年、ついに全国学生女子相撲選手権大会で優勝に輝いた。相撲部を引退後、将来を考えた時に頭に浮かんだのは、中学時代のことだった。テレビ局を志望し、株式会社フジテレビジョンに入社。土曜・日曜夜に放送されるスポーツニュース番組「S-PARK(スパーク)」にアシスタントディレ選手のドラマが スポーツを もっとおもしろくする。

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