286
16/32

武たけ田だ 美み保ほ古ふる田た 敦あつ也やDECEMBER 202116プロ野球選手として、またシンクロナイズドスイミング(当時)の選手として活躍し、オリンピックにも出場してメダルを獲得した経験を持つ古田敦也さんと武田美保さん。立命館大学時代の思い出話に始まり、コロナ禍で開催された東京2020オリンピック・パラリンピックを現地で見て感じたことなど、さまざまな話に花を咲かせました。またそれぞれ現役時代を振り返るとともに、今のアスリートに対する思いも率直に語り合いました。―東京2020オリンピック・パラリンピックの感想は?古田 ソフトボールと野球の全試合を会場で見ることができました。両種目とも、コロナ禍で多くの制限がある中、大きな期待とプレッシャーを受けながら、金メダルという結果を残してくれました。強い姿を見せてくれて良かったと思っています。武田 私はアーティスティックスイミングのテレビ解説を担当していましたので、その全日程を会場で見ました。2000年のシドニーオリンピックに私が出場した時は、全観客が息をのんで私たちを見つめる中で演技を披露するという、鳥肌が立つほどの恍こう惚こつ感を味わいました。観客の存在は大きなパワーになるのですが、今回は無観客開催で、選手たちは孤独で戦いづらかった(’88経営)元シンクロ選手(’99産社)のではないかと思います。また、パラリンピックをこんなに注目して見たのは、今回が初めてでした。さまざまな事情を抱えながらがんばっている選手の姿に、元気をもらいました。選手に取材すると、皆さん明るくて、大変なことをみじんも感じさせません。そんな選手たちを見て、障がいも個性であると改めて実感する機会になりました。―現役時代を振り返って古田 スポーツは、段階を踏んで成長していくものです。僕は子武田美保さん(左)、古田敦也さん(右)現役時代のことを笑顔で話す二人12:15~13:45 [SPECIAL TALK]元プロ野球選手どこからでも! ライブ配信企画さんさんスペシャル対談スペシャル対談スポーツは素晴らしいスポーツは素晴らしいやっぱり、 やっぱり、

元のページ  ../index.html#16

このブックを見る