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第97回報告 「バッテリーに求められるもの」2015年2月22日

12月例会は佐々木直さん(S57・電気)「バッテリーに求められるもの」と題してお話戴きました。
日常生活のあらゆるステージに一次電池、二次電池(充電式)が活躍しています。
一般家庭用として、デジタルカメラ・ビデオカメラ・シェーバー・リモコン・携帯電話・・・、防災 非常用として、火災報知機・消火設備・医療機器 コンピューターのバックアップ電源、
灯台 無人通信施設の緊急用電源、また自動車・二輪車用然りです。
1791年ガルバーニ(伊)によるカエルの足から電池の原理を発見以来、1800年ボルタ(伊)、1859年ブランテ(仏)、1868年ルクランシェ(仏)と電池の発明が続き、
1885年屋井先蔵(やいさきぞう)(日本)による乾電池の発明があります。
日本も明治時代に既に電池の技術に於いて世界レベルにあったと言えます。
近年、ニッケル水素電池では1990年に世界で初めて松下電池工業三洋電機が相次いで量産化しました。 世界初のハイブリッドカーに搭載されました。
また、1991年ソニー・エナジー・テックリチウムイオン電池を初めて量産化しました。 最近のリチウムイオン電池の拡がりはご承知の通りです。
今後将来に亘り電力需要に対応できる電池の出現が待たれるところです。

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