2017年1月29日(日)13時30分より、立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)B棟 コロキウム において、リコネクト関西 女子会が 「心理学を学んで自分を整え、恋も仕事もプライベートも上手くいく私に。」企画を開催しました。第9弾となる本企画は、OICに2016年度4月に新たに設置された「総合心理学部」の斎藤清二教授をお招きし、心理学を学び日々の生活に活かすための内容が実施されました。
当日は約40名の20~30代の関西在住の女性校友の参加があり、斎藤先生による講義とワークショップが約3時間展開され、参加校友は学生気分に戻って心理学を楽しく学びました。
企画の前半は、「イライラする自分と向き合う」をテーマに、ストレスの要因・認知理論とその鍵を握る「信念」について、講義の中でわかりやすく具体的な実例を交えながら語られ、またワークショップにおいては日常的なストレスを具体的に書き出し、参加者同士共有することで自身のストレスや信念と向き合う時間となりました。
休憩を挟んで後半部分では、「なりたい自分を考える」をテーマに、絵画をもとに「信念」につながる「ナラティブ」(物語=“ことば”を紡ぎあわることを通じて「意味づける」行為)を創る、続いて「人生の旅と目的地」を考える「ナラティブ・シェアリング・ワーク」が行われ、参加者は浮かび上がる様々な考え方の差異に刺激を受けていました。また、ストレスへの対処方法としてコーピングやコア・マインドフルネス・スキル(第三世代認知行動療法)、健康生成論といった具体的な手法についてのレクチャーが実施され、昨今メディア等で話題となっている心理学関連の情報についても解説が行われました。
参加校友からは「社会人として抱えやすい悩みに焦点を当てたテーマ設定でためになった」「ストレスの原因や対処法を知ることができて良かった」「色々な方々の意見を聞き、多様な価値観に触れることで自分自身を振り返ることができた」等といった意見や感想が寄せられました。