立命館大学校友会 校友会未来人財育成基金

一覧

第5回茨木音楽祭が開催されました2013年5月10日





立命館大学の新しいキャンパスが開設される茨木市の魅力をより多くの方々に知っていただくため、茨木の街や様々な催しを紹介いたします。

3回目となる今回は、音楽を通して町おこしを目指す『第5回茨木音楽祭』の模様をご紹介いたします。



 2013年5月5日(日)、茨木音楽祭実行委員会主催による『第5回茨木音楽祭』が茨木市内の各会場にて開催されました。

 『音楽を通じて、まちを元気にしよう!』という理念の下、茨木市の中央公園南グラウンドをメインステージに、中央公園北グラウンド(北ステージ)、南グラウンド南側(森の公園ステージ)、茨木神社(鑑賞の杜ステージ)、阪急本通商店街内茨木にぎわい亭(にぎわい亭ステージ)、阪急茨木市駅中央コンコース1階ロサヴィア(ロサヴィアステージ)の屋外会場、および屋内会場13会場(JRエリア・阪急エリア)で開催されました。

 屋外会場は昼12時にスタート。大規模ステージが組まれたメインステージをはじめ、それぞれのステージで趣向を凝らした演奏が行われました。

茨木音楽祭18 茨木音楽祭4

【左】メインステージ  【右】茨木童子のふわふわドーム(北ステージ)

 音楽イベントというと、音楽パフォーマンスのみ中心で構成されると考えがちになりますが、茨木音楽祭ではフリーマーケットやマルシェ(蚤の市)、子どもの遊び場、アート作品の展示、飲食店やバー(露店)など、音楽以外にも様々な観点から楽しめる参加型の祭典となっています。

 メインステージでは大規模な演奏が暗くなるまで続けられ、夜には有名なミュージシャンによるライブも行われました。

茨木音楽祭15 茨木音楽祭16

夜のメインステージ(中央公園北グラウンド)

 森の公園ステージでは周辺に「森の散歩市」と題してマルシェ(蚤の市)が多数出店し、おしゃれな雑貨や絵画をはじめ多数出店されました。ステージの音楽を側で聞きながらマルシェを巡ることもでき、自然のなかにあるおしゃれな空間は、お散歩をするだけでも楽しむことができました。

茨木音楽祭10 茨木音楽祭11

【左】森の公園ステージ  【右】森の散歩市(マルシェ)

 「鑑賞の杜」と題された茨木神社では、ある種“異彩を放った”とも言うべき光景が目に飛び込んできました。普段は凛とした厳かな雰囲気に包まれている神社に、参加型現代アートが参道の脇をはじめ多数展示や出展がされました。
 新進気鋭の芸術家やデザイナー、家具作家、造形作家などによりオブジェの展示やミュージアム、ワークショップ、ライブペインティングなどのパフォーマンスや、「黒井の清水」の近代的な野立て、「鑑賞する為の(場)」としてあらゆる椅子が展示されるなど、神社という空間全体をアート作品として成立させるという取り組みも行われました。

茨木音楽祭5 茨木音楽祭17

鑑賞の杜ステージ

茨木音楽祭6 茨木音楽祭7

【左】鑑賞するための場   【右】市長執務室の椅子(鑑賞するための場)

茨木音楽祭9 茨木音楽祭8

【左】ライブペインティング(ライブアート)   【右】音のなるアート作品(杜のオブジェ)

 茨木市市民会館ユーアイホール側にある中央公園北グラウンドの北ステージでは、フリーマーケットが開催されました。また茨木のキャラクターである「茨木童子」のふわふわドームが登場し、子どもたちの笑顔で包まれました。ステージも和太鼓からJAZZまで幅広い音楽が演奏され、より身近な市民参加型の場となりました。

茨木音楽祭3 茨木音楽祭2

【左】フリーマーケット   【右】北ステージ

 その他、買い物客が集まる阪急本通商店街に面した「にぎわい亭」や阪急茨木市駅内のショッピングセンター「ロサヴィア」などにもステージが組まれました。また飲食店や教会などの屋内会場では、夜遅くまで音楽イベントが行われました。

茨木音楽祭12 茨木音楽祭13

【左】にぎわい亭ステージ   【右】ロサヴィアステージ

 会場を一箇所に集めるのではなく広範囲に分散させたことで、街全体が音楽に包まれ、更には様々な可能性を我々に示してくれました。そして老若男女問わず幅広い市民の期待感や達成感、そして一体感を生み出す起点となりました。

 今回ご紹介した『茨木音楽祭』だけではなく、茨木には町を元気いっぱいにしようとするイベントや取り組みが数多くあります。

 これからも、茨木の魅力を引き出すために頑張って生み出されている数々のイベントや取り組みを通じて、その魅力をお伝えして行きたいと思います。(写真・文:庄山由多加)



 ※大阪いばらき立命会フェイスブックページ

 ※大阪いばらき立命会へのご入会お申し込みはこちらをご参照ください

 ※大阪いばらきキャンパス (立命館大学のキャンパス創造)

 ※『茨木の魅力発見』のページ一覧はこちらをご覧ください


このページのトップへ