立命館大学の新しいキャンパスが開設される茨木市の魅力をより多くの方々に知っていただくため、茨木の街や様々な催しを紹介いたします。
5回目となる今回は、新緑の時期に美しい自然を体感できるイベント『茨木里山まつり』をご紹介いたします。
2013年5月26日(日)、茨木市泉原(千提寺口)の茨木市里山センターにて里山サポートネット・茨木主催による『茨木里山まつり』(後援:茨木市・茨木観光協会)が開催されました。
茨木市里山センターは1994年に廃校となった大阪府立春日丘高校泉原分校を再利用してつくられた施設です。茨木市の北部地域にあり、大阪茨木新キャンパス予定地より北へ約11km、JR茨木駅よりバスでおよそ40分の場所にあります。
茨木の北部地域は自然豊かな山や緑に囲まれており、このセンターでは里山・森林整備に取り組んでいる地元のボランティア団体の活動拠点になっています。
今回の里山まつりは新緑の時期に、市民の皆さんがより身近に自然を感じてもらうために企画されたイベントです。
当日は輝く太陽が新緑に包まれた山々を照らし、素晴らしく晴れ渡った空の下、美しい自然を体感する絶好の気候となりました。
より自然を感じてもらうための「体験コーナー」では魚のつかみ取りや水辺の生き物の鑑賞、巣箱やペンダントなど自然素材を使った工作、竹で作られた魚つりなど、子どもが体感し楽しめる企画が多く用意され、人気を集めていました。また里山の散策会や花炭の体験も行われました。
「展示コーナー」ではアマチュアアーティストの方々が作られた木工作品や菊炭・竹炭作品の展示や地元在住の写真家による里山写真展などが行われました。これらの力作を間近で見入る市民の皆さんの姿がとても印象的でした。中には係員の方に解説を求めて、その説明を真剣に聞きながら鑑賞をする方もおられました。
地元産の野菜やお菓子、間伐材やまな板、木工クラフト品などの販売コーナーも好評で、中には列ができるなどの人気を集めるブースもありました。
そして中学校和太鼓部による演奏や、茨木市郷土芸能保存会の皆さんによる浄瑠璃音頭の披露も行われ、地域の皆さんが一体となった里山まつりとなりました。
茨木市には駅周辺など市街地では想像ができないような、美しい自然が数多くあります。そしてこれらを体感できる地域や場所、「茨木里山まつり」をはじめとする各種の取り組みが数多くあります。地域や四季により様々な顔を見せてくれる茨木市。数多くある自然とふれあうことのできるスポットに、皆様も是非足を運んでみてはいかがでしょうか。(写真・文:庄山由多加)
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