11月8日(土)13時30分より、長野県松本市にある「ホテル松本東急イン」において、「2014年度 立命館大学長野県校友会総会・懇親会」が開催され、約70名の校友・来賓が出席した。
第一部「総会」においては、伊藤かおる幹事('82産)の司会により、降幡信秀幹事長('77営)の開会のことばで開式となった。続いて、9月27日の御嶽山噴火によって犠牲となった方々に対する黙祷を捧げた。
校歌斉唱の後、大槻四郎長野県校友会長('71法)より「久々の校友会総会であるが、本県校友会は、地区ごとに分かれて、活動を進めている。新潟での校友大会以降、地区会でも20~30名の校友が集まるようになっている。学園の発展とともに今後益々長野県校友会が発展するよう皆様のご協力をお願いしたい」との挨拶があった。続いて、平田純一立命館副総長よりOICの開設など立命館の現況を含めた挨拶と小野守通校友会副会長より未来人財育成基金への協力依頼を含めた挨拶があった。
次に、議事に入り、大槻会長が議長に選出され、議事が進行され、「平成25年度活動報告、会計・監査報告」、「平成26年度活動計画、予算案」の報告・提案があり、それぞれ了承・承認された。次に高田彰氏('79文)より未来人財育成基金の取組みへの協力要請が熱く訴えられた。当日は、参加者へ配布された資料の中に、基金への支援のための特別な封筒も用意されており、懇親会中に支援を募ってテーブルを回っていただき、ご担当者・役員の熱意を感じる場面であった。
第二部「講演会」は、今中忠行立命館大学生命科学部教授による「南極の大自然」という壮大なテーマで、300枚を超える写真を活用され、4ヶ月間に及ぶ南極での研究活動や極寒での生活の様子がユーモアを交えて紹介された。参加者は、はじめて見る南極生活の写真を前にして笑ったり、感心したりと、今中先生の講演を楽しんだ。終わりに、大槻会長より講演に対する御礼のご挨拶があり、第二部を終えた。
この後、全員で記念撮影をおこない、懇親会へと進んだ。
第三部「懇親会」は、梅野文子氏('78産)の司会で開会された。はじめに小野副会長より「これまで御礼が遅れ、大変申し訳なかったが、2012年の新潟での大会開催に当たっては、長野県校友会の皆さんには特にお世話になり、心より感謝申し上げたい」との挨拶があった。続いて、田中康雄社会連携部担当部長の乾杯の発声で各テーブルでの交流が開始された。しばらくして、「長野県校友会のあゆみ」が上映され、県内各地区校友会でさまざま取り組まれている活動内容を見ながらの懇談が続いた。その後、「大くじ引き大会」が実施され、賞品を引き当てた校友それぞれが一言スピーチをして、旧交を深めていった。
最後は、信州人なら誰もが知っているという長野県歌「信濃の国」を大合唱し、次の総会での再開を誓いつつ、お開きとなった。
事務局からは、東京オフィスの佐藤智之課長と社会連携部の田中康雄担当部長が参加した。