2010年11月7日(日)朝8時10分、熱田神宮西門前(愛知県名古屋市)から第42回全日本大学駅伝が始まり、8区間106.8km先のゴール地点、伊勢神宮宇治橋前(三重県伊勢市)を目指して、選手たちは伊勢路を疾走した。
そのゴール地点では、20名の三重県校友会の有志応援団が朝11時から集まり、"立命館"の幟を組み立て、ゴール手前のベストポジションを確保していた。ゴール付近に特設された大型モニターで順位を確認しながら、隣に並んだ他大学の応援団と応援スペースを提供してもらうように事前交渉するなど、最高の声援を選手に届けられるように工夫しながらの力の入った応援体制であった。
14位でのゴールとなった立命館大学は、昨年よりも順位を2つ落としたものの、5時間29分24秒のチームベスト記録をマーク。ゴールしてすぐ、チームを囲んで、三重県校友会から差し入れが渡され、中山一幸三重県校友会会長は、「順位はどうあっても、熱田神宮から伊勢神宮までたすきを繋いできたことが何よりも嬉しい。これからも鍛錬を重ね、次に向けて頑張って欲しい。」と激励された。
最後に、学園歌・応援歌を全員が輪となって熱唱し、固い握手を交わして、来年の再会と今後の活躍を誓い、終了した。
母校と後輩を想う、絆という名のたすきが絶えることなく続くその姿に感銘を受けた一日であった。校友会事務局から、大西克樹校友・父母課員が参加した。