最初に 日野氏は、「音楽はコミュニケーションのための大切な道具」と語り、"When you wish upon a polar star"のソロ演奏で一気に子どもたちの心を掴んだ。また、子どもたちの質問に答えながら、「小学校の頃から毎日何時間も練習を続けた。人を見る目をしっかり育てることが親友を作ることにつながる。そして、『ありがとう』と『ごめんなさい』が言える素直な心をもつことが世界で活躍するための第一歩になる」と語った。自らの経験を通して、音楽の楽しさや人としての心のあり方などを楽しく、そして熱く語る日野氏の話に子どもたちも聞き入っていた。

　さらに「聖者の行進」を全校生と合同演奏。子どもたちのリコーダーや手拍子が日野氏のトランペットに融合し、最後には、日野氏を先頭に全校生が行進。体育館全体がジャズの大きな渦にのみ込まれた。

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