6月23日(土)午後4時30分から、朱雀キャンパス近くの弥生会館で朝鮮半島出身の校友たちの校友会「ウリ同窓会」が第39回目の総会・懇親会を開催した。第1部では、記念講演「韓流の古代史、博士王仁の実像」と題し、統一日報の大阪支社長である韓登氏(S43営)が講演。日本書紀の記述を基に氏が多様な資料調査で裏付けた成果を述べられ、古代日韓交流史を学んだ。さらに梁愛舜副会長(H13院社)の司会で定期総会を行い、物故者への黙祷に続いて2006年度事業報告、会計報告、2007年度事業目標が承認され、新役員が紹介された。写真撮影をはさんで行われた、第2部懇親会では、李栄樹副会長(S47法)と張禹基副会長(S47理工)が進行。最初に申俊雨会長(S44営)が、「我々の同窓会は、末川総長当時以来の55年という長い歴史を刻む中で、大学と共に奨学金制度の充実をはかるなどの努力をしてきた。とくに大学が、学徒出陣を拒否して除籍となった者への特別卒業証書を授与する英断を下されたことについてはあらためて感謝し、少しでも母校の発展と現役学生のために微力ながら貢献したい」と挨拶された。来賓挨拶では、児島副総長から、理事会の新体制や立命館憲章制定を含む学園の近況が報告され、京都大学統一同総会と同志社大学コリアクラブからも代表の挨拶があった。引き続き参加者中の最年長、張基重氏(S27理工)による乾杯の発声で懇親に入った。途中で「グループ黎明」による伝統舞踊や司会者の指名による参加者3分間スピーチをはさみながら、楽しい雰囲気の中、懇親の時間が過ぎ閉会した。なお、校友会本部事務局からは櫻井稔也事務局長代理が参加した(参加者数約60名)。 | |
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