12月23日(祝)、茨城県つくば市の「つくば中央公園」をスタートした第6回全国大学女子選抜駅伝競走大会は、立命館大学女子陸上競技部が1区竹中理沙(1回生)、2区駒井直美(経済1回生)、3区小島一恵(経営3回生)、4区田中華絵(経済1回生)、5区岩川真知子(経営1回生)、6区沼田未知(理工1回生)で30.67kmを走り抜け、1時間38分33秒の大会新タイムで筑波大学陸上競技場のゴールへ。2位佛教大学に3秒差のトップで飛び込み、負けなしの6連覇の偉業を達成した。 好天に恵まれたこのレース、スタート1時間前にはスタート地点近くのつくば駅前交番横広場に地元茨城をはじめ関東各県、また各地からの校友・陸上部OBが駆けつけ、さらに立命館大学応援団の松尾悠団長らメンバーが幟や小旗を手に応援した。 スタート後は、地元有志の案内でバスや徒歩で各ポイントを移動、3区・6区の選手に沿道から声援を送った後はゴール地点の筑波大学陸上競技場へ向かい、トラック勝負となった本駅伝史上に残る激闘の末、栄光の瞬間を見届けた。表彰式に先立って、部員・応援団・校友らがゴールの一角で輪となり本日の勝利を報告。「校歌」を熱唱して気勢を上げた。 午後4時30分から「ホテルグランド東雲」で茨城県校友会主催の祝勝会が開催され、各選手や芝田徳造総監督、井元章夫監督、十倉みゆきヘッドコーチら陸上競技部関係者、村田修一会長、鈴木巌関東支部長はじめOB・OG会関係者、木村幸夫会長以下茨城県校友会、関東各県校友会、選手の父母ら約100名が集まり、偉業達成を祝福した。 田中正三OBOG会関東支部副会長の司会で開宴した祝勝会は、まず参加者全員で松尾応援団長のリードで校歌を熱唱。木村会長、高見澤篤スポーツ強化オフィス課長からのお祝いの言葉の後、鈴木関東支部長の乾杯の音頭で歓談の時間へと移行した。 しばらくの歓談の後、女子陸上部員全員登壇し、まず井元監督がゴールまで手に汗を握る展開となった今レースを振り返り、最後まで声援を送ってくれたすべての方に感謝の意を示すとともに、出走した選手一人ひとりが自己紹介。6連覇におごらず、さらに前を向くコメントに参加者はうなずきながら聞き入っていた。そして、地元の茨城県校友会からの花束贈呈の後、関東各県校友会の代表が登壇して挨拶、女子陸上部へのさらなる期待を込めて激励のコメントが贈られた。 また、クリスマスの2日前のこの日の為に部員にプレゼントを贈った校友もいて、会場内で披露されていた。祝勝会の最後は、再び登壇の松尾団長のリードによる「グレーター立命」を輪になって熱唱。村田OBOG会長の謝辞、河合末男茨城県校友会副会長の閉めの挨拶で祝勝会はお開きとなった。そして、参加者全員で記念撮影を行い、新たな歴史を刻んだ思い出を胸にしまい込んでそれぞれ会場を後にした。 <以上、平林邦康氏(S63理工)のご報告に基づく記事> | |
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