校友故藤井孝昭氏(S18大2法文)によって収集されたコレクション「藤井永観文庫」は、ご遺族の方々によって「財団法人藤井永観文庫」として大切に保存されてきましたが、このたび同財団法人が解散され、そのコレクションは立命館に寄贈されました。立命館では「藤井永観文庫」の名を継承し、研究・教育のために活用することとしています。 現在、藤井永観文庫を素材とする3回目の展覧会「天皇の詩歌と消息-宸翰にみる書式-」が立命館大学アートリサーチセンターで開催されています。立命館が21世紀COEプログラム「京都アートエンターテインメント創世研究」でジョイントさせた研究を進めているイギリスのセインズベリー日本文化芸術研究所との共催で行われており、12月20日(火)には特別講演会も予定されています。天皇の宸翰をアートとしての側面からも評価する今回の展示企画をぜひご覧下さい。 藤井永観文庫展「天皇の詩歌と消息-宸翰にみる書式-」 12月1日(木)~12月22日(木) ※日祝は休館 午前9時30分~午後5時 立命館大学衣笠キャンパス 立命館大学アートリサーチセンター 特別講演会12月20日(火)13時~14時30分 「天皇のカリグラフィー-写の特徴と文字スタイルの独自性-」 <講師>ロンドン大学助教授 ジョン・カーペンター 「藤井永観文庫のデジタル・アーカイヴィングについて」 <講師>立命館大学COE研究員 金子貴昭 ※詳細はWebでご確認下さい。 | |
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