法学部大久保史郎教授(憲法)のゼミ同窓会が、11月29日(土)、衣笠キャンパス末川記念会館内の「松本記念ホール」陪審法廷で開催された。大久保教授は1974年立命館大学法学部に赴任されて以来、18期・394名のゼミ生を輩出されている。今年は前回の開催から10年、先生の在職30年という節目の年にもあたり、約100名のゼミ生が集まった。 第一部では大久保教授の講演会。「日本国憲法の現在、立命館大学の現在、そして私の現在」と題して、特に最近のイラク戦争・自衛隊派遣問題など、大きく変動する憲法をめぐる状況について、「この混沌とした時代をどう読み解いたらよいか」という視点から、教授の最近の研究テーマを含めて話していただいた。また来年度開設され、ご自身も移籍される立命館大学法科大学院についても紹介された。 第二部は懇親会。雨の降るなか、大きく変貌した衣笠キャンパス見学を終え、会場のハウス「ヨーク」へ。現役生たちが準備した30年の大久保ゼミの歴史を物語る写真の展示、各期の思い出紹介などが行われた。最後に奥様からのスピーチと花束の贈呈で会は大きく盛りあがり、五年後の再会を約束して散会した。 | |
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