3月17日(土)16時から「からすま京都ホテル」において、立命館大学体育会準硬式野球部がOB総会・懇親会を開催した(参加者22名)。
第一部の総会は、中田康男幹事長(73年卒)が司会進行し、冒頭に石黒憲治会長(71年卒)が挨拶を行った。挨拶の中で石黒会長は、「本来は創部70周年記念式典を開催する予定であったが、昨年の現役部員による不祥事を踏まえ、1年延期することにした。本日の総会・懇親会は不祥事発生以来、一貫して部の再生に対峙し、春季リーグ戦を迎えた現役部員たちを励ます機会にしたい」と述べた。続いて事業報告と会計報告が行われ、関西6大学準硬式野球連盟担当の横川洋一常任幹事兼コーチ(90年卒)が連盟の近況を報告し、現役報告となった。先ず坂井良太朗監督(90年卒)から、不祥事の内容および原陽一部長、桜井稔也副部長、坂井監督、安室悠也主将をはじめとする現役部員執行部の対応について詳細な報告があり、「事件への反省と再発防止策の確立にとどまらず、組織運営の在り方の追求(部則の新設)から科学的なトレーニング方法の開発に至るまで、様々な成長機会につなげてきた執行部をはじめとした現役部員たちをどうか励ましてやって欲しい」との訴えがあった。次に安室主将が現役部員を代表して、今回OBOGに対してご心配とご迷惑をおかけしたことについてお詫びするとともに、今次春季リーグ戦はもとより、今夏開催される全日本大学選手権に出場し、勝ち抜くことで恩返しをしたいとの抱負を述べた。最後に臼杵沙苗マネージャーが会計報告を行い、若干の質疑応答を経て総会を終了した。
第二部の懇親会は、木村憲一郎氏(93年卒)が「激励」の趣旨を体現するべく、持ち前の明るい性格を前面に出した司会進行に努めた。校歌斉唱、黙とう、あらためての会長挨拶を経て、来賓祝辞となり、川本和良名誉部長、原部長、櫻井副部長がそれぞれ祝辞を述べ、加納三郎相談役(51年卒)による乾杯発声で開宴となった。和やかな雰囲気の中、世代を超えた交流が進み、途中加納久雄相談役(55年卒)、田村幸三相談役(55年卒)、阪口貞夫氏(73年卒)、中村友繁氏(90年卒)、平山良章氏(90年卒)が現役時代の想い出を交えながら、現役の今後の活躍への期待込めたスピーチをそれぞれ行った。そして石黒会長から安室主将へOB会から現役への活動強化費の贈呈があり、あらためて安室主将が決意に満ちた抱負を述べた。
宴もたけなわとなった頃、大場茂生常任幹事(89年卒)のリードにより参加者全員で応援歌「グレーター立命」を力強く斉唱し、芝田勝利副会長(61年卒)の挨拶で中締めとなった。