1月26日(土)に札幌市のルネッサンスサッポロホテルにおいて、「第58回立命館大学北海道校友会総会・懇親会」が開催された。当日は、天候にも恵まれる中、学園関係者含めて約80名の参加があった。
第1部となった総会では、物故者への黙祷の後、廣長明夫会長('60年理工)が登壇し、「時代や国を取り巻く環境が移り行く中で、多くの校友と繋がりを持つことのできる場は、これからを生きていく上でも非常に重要である。母校の発展を願うと共に今日はぜひ校友相互の交流を深めてほしい」と挨拶の中で述べた。続いて、本郷真紹総長特別補佐より来賓を代表し、大阪茨木新キャンパスの展開など学園の近況に触れた挨拶が行われた。
続いて議事に移り、第1号議案として「平成24年度事業報告」「平成24年度収支決算報告」「平成24年度収支決算に関する監査報告」、第2号議案として「平成25年度事業概要」「平成25年度会計予算案」、第3号議案として役員改選が審議され、全て承認された。また、その後、小林真澄理事('82年文)によるピアノ演奏も行なわれ、華麗な調べに会場の雰囲気はより華やかさを増していた。
第2部の懇親会は、佐野勉北海道校友会副会長('67経済)の乾杯により開宴となり、各テーブルでは懇親が進んだ。片道数時間かけて参加している校友も珍しくない中、久しぶりの再会や世代や職業を超えた新しい出会いが生まれる中で参加校友は交流を深めていた。その中で、福元寅典校友会副会長からは校友会の近況報告があり、母校支援の新たな形である「校友会未来人財育成基金(以下、基金)」についても支援を呼びかける熱いメッセージが送られた。また、田中康雄校友会事務局長からも、基金の詳細についての説明と支援のお願いが行われた。続いて、立命館慶祥中学校・高等学校の田端昭雄校長が登壇し、近況について報告があった後、北海道校友会の活動報告として支部活動・ゴルフ部会・平成の会の活動報告がそれぞれの活動における中心的な校友より行なわれ、活動への参加を呼びかけた。
校友からの近況報告の時間では、総会に例年参加の「大先輩」校友から、初参加の新卒校友に至るまで幅広い年代の校友が登壇し、それぞれに多岐にわたる内容でスピーチが行われた。その後のお楽しみ抽選会では、新卒校友も進行に参加する中で行われ、当選した校友の番号が次々に披露されていくと、会場からは歓声と拍手が巻き起こり、見事景品を獲得した校友は笑顔を見せていた。
会が終盤に差し掛かった頃、校歌と応援歌が応援団OBの北澤慎之介さん('99法)のリードにより行なわれ、参加校友は肩を組みながら斉唱、会場の盛り上がりは最高潮に達した。最後に宮川浩さん('54経済)の万歳三唱をもって会は中締めとなった。
総会・懇親会終了後も、同ホテル別会場にて2次会が行われ、参加校友の多くが参加し、時間も忘れて引き続き懇親が深められた。
なお、校友会事務局からは田中事務局長の他に、舩尾優一校友・父母課員が参加した。