12月20日(土)午後5時から、ANAクラウンプラザホテル金沢3階「鳳凰の間」で石川県校友会が年次総会・講演会・懇親会を開催した(出席者数約120名)。 第1部総会は竹田敬一郎会計幹事・事務局長(S56理)の司会で開会、加納裕会長(S53産)が会長挨拶、続いて石川県校友会会長を歴任された大井一星学校法人立命館理事が挨拶をされ、千勝紀会計幹事代理(H2経)から会務・会計報告を行われ、全員の拍手で承認され、総会を終了した。 第2部からは川瀬裕子アナウンサー(H1文:北陸放送)の司会での講演会に移った。講師は会員の強い希望で4年連続の登場となった末延吉正立命館大学客員教授。末延氏は、立命館大学にて政治家・ジャーナリスト養成講座の客員教授として教鞭をとり、報道の世界に多くの優秀な校友を送り出しておられる。テレビ朝日時代は「ニュースステーション」「サンデープロジェクト」「朝まで生テレビ!」を手がけ、経済部長、政治部長を歴任、公務員制度改革では、有識者会議「官民人材交流センター(新人材バンク)の制度設計に関する懇談会」「道州制ビジョン懇談会」のメンバーを務め、安倍元首相のブレーンでもあった。4回目となる今年は「世界金融危機と解散政局」との題で、この100年に1度の危機局面を悲観ばかりしていないで知恵と気力で乗り越えなければならい、またメディアリテラシーを効かせて、活字を読んでメモにし、自分なりの見通しを持つことが大事であると、ジャーナリズムの見方を含めて、世界的金融危機の状況・解決策、政局について熱く語られた。 平田嘉則さん(S52営)の優しいピアノが会場を流れる中、第3部懇親会では冒頭、加納会長の主催者挨拶、来賓として本郷真紹立命館副総長、武田敦教育文化事業部次長・立命館大学校友会事務局長が、母校を巡る大学改革の現況や今までの校友会の良さを残しながらも、新たな形の校友会の活動を全国的に意見交換し推進していきたいとの報告を含めた祝辞を述べ、村尾敬治福井県校友会長のご発声で乾杯、交流懇親に移った。こちらもお馴染みとなった「立命検定」では、コーディネーターとして大橋のり子さん(S49産:石川テレビアナウンサー)も登場、正解発表の際は各テーブルからの歓声、ため息で会場は大いに沸いた。懇親後半には吉野久幸富山県校友会事務局長の挨拶、奥田哲也さん(S59理工)のリードで応援歌、校歌の斉唱と続き、参加者は次年度の再会を誓っていた。会場はなお盛り上がりを見せる中ではあるが、木場密雄幹事長(S40経営)の閉会の辞で中締めとなり、2次会ヘと移行した。 | |
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