2025年5月24日(土)、北海道の帯広市にある十勝ガーデンズホテルにおいて、2025年度立命館大学東北海道校友会総会・懇親会が開催され、大学代表・校友会代表など来賓を含め33名が参加した。
総会は、大久保良信事務局長('79経済)の司会進行のもと、まずは出席者全員で校歌斉唱と物故者への黙祷をおこない、開会の辞として本田公一会長('74産社)が学生時代のエピソードを楽しく語られた後、昨年の女子駅伝やアメリカンフットボールでの優勝や現在開催中の大阪・関西万博での立命館の児童・生徒・学生らの活躍ぶりにも触れられ大変誇らしく頼もしいと強調された。また今年は周年という大きな節目の年なので10月18日の京都国際会館での式典にはぜひご参加を、と呼びかけられた。
来賓紹介に続いて、立命館大学校友会の馬場幸蔵副会長が校友会を代表してご挨拶され、今年2月の全国代表者会議に続き6月7日には朱雀キャンパスにて幹事会も開催されるが、そこでは今後の方針等が発表されるので注目していただきたい旨、述べられた。さらに校友会未来人財育成基金については125周年の今年、学生のためにさらなるご支援とご協力をお願いしたいと何度も呼びかけられた。学校法人立命館の小川さやか副総長は日頃の謝辞に次いで、創始 155 年と学園創立125 周年の今年度の学園・大学の近況を3キャンパスのトピックスを中心に、スポーツでの学生の活躍ぶりも交えてを詳しくご報告された。大阪・関西万博のクラゲ館への協賛の話題もご紹介され会場からは賞賛と感嘆の声があがった。
祝電披露後の総会では、大久保事務局長が進行を続け2024年度事業・決算報告、監査報告の第1号議案から第3号議案、2025年度事業計画(案)と予算(案)についても一括審議された。いずれも大きな拍手をもって承認、最後の第6号議案の「役員の選出」では、本田会長が役員名簿(案)をもとに詳しくご提案された。その中では、大久保事務局長が監事に任命され、その後を土田真也事務局次長('05法学)が担う等、新任5名が加わる役員体制がスタートした。総会ではその他の案件としてRFS(立命館未来サポーター)を兼務する菊池貞雄幹事長('81産社)がマイクを握り、馬場副会長とともに校友会未来人財育成基金の明解なご説明と継続寄付の大切さ、基金への改めての協力等が周知された。さらに地方校友会の校友基盤の拡大に向けて、転勤や転職等で把握しきれていない校友の情報を把握する大切さも強調され諸々の検討を進めていることもご紹介された。
懇親会では新しく任に就かれた土田事務局長が司会進行を務め、校友会事務局の布施参与が乾杯発声の音頭をとり開宴となった。それぞれのテーブルでは再会を懐かしみグラスを傾けながら笑顔で語り合い名刺交換をおこなう等会場は穏やかな時が流れた。余興の第一弾は各テーブルの参加者全員が自己紹介と近況をスピーチし、学生時代のユーモアたっぷりのエピソードも添えたお話しに会場は笑いの渦に包まれた。また初参加の校友の方々も近況とともに東北海道とのご縁を楽しく語られ大きな拍手が送られた。後半では、東北海道校友会恒例の本田会長による「京都検定クイズ大会」がスタートし、菊池幹事長をはじめ事務局の方々がご用意された立命館グッズの景品をめざして全員が京都を思い出しながら回答に力を注ぎ明るい笑い声に包まれた楽しい余興となった。
和やかな交流・懇親が進められ宴もたけなわとなった頃、網走から駆けつけた花高了三氏('78文学)演舞による応援歌を全員で大合唱。会場の熱気は最高潮に達し、最後は皆添英二副会長('86文)の締めのご挨拶と音頭で中締めとなった。
なお本部事務局からは立命館大学校友会の布施亮介参与が出席した。