2025年5月24日(土)13時より、関西有数の歴史と伝統ある社交倶楽部である一般社団法人中央電気倶楽部(大阪市北区)において、立命館大学技術士会 第16回総会と講演会・親睦会が開催され、来賓・校友あわせて約29名が参加した。
第1部の総会は、星野和之副会長(H3理工)の司会で進行。まず土屋光弘会長(S58理工)から開会にあたり、技術士会も会員同士がさらに絆を深め、大学との連携もより推進し発展に向けて相互協力しあいながら歩んでいくことが大切だと述べられ開会となった。
祝電が紹介された後、校友会事務局から出席した井上拓也事務局長が大学の近況や学生・卒業生の幅広い活躍について報告をおこなった。その後、会則により土屋会長が議長として選出され、議案審議に入った。
西村敏幹事長(S54理工)から(1)第15期(2024年度)事業報告、(2)第15期(2024年度)決算報告および監査報告、(3)第16期(2025年度)事業計画(案)および予算(案)、(4)第16期(2025年度)役員人事(案)について提起され、いずれも満場一致にて承認された。役員人事により、今回新任となる脇坂周平幹事(H9理工)、市井大生幹事(H15院理工)から新任あいさつと今後の抱負があった。また、第10期から6年間会長を務められた土屋会長が退任となり、後任として星野副会長が会長就任となった。退任あたり、土屋会長からは任期の間にコロナ禍で活動することが難しい時期もあり、これからも新体制のもと柔軟に対応してほしい、と今後の益々の発展に期待を寄せる言葉があった。最後に星野新会長より会長就任あたり、幹事の皆様の協力を受けて会の発展に努める旨の挨拶があり閉会となった。
総会後の特別講演会では、カッパ研究会世話人の大滝裕一氏が「京都盆地の河川の変遷」〜今出川、小川、四条川はどこを流れていたのか〜、と題する講演をおこない、続いて立命館大学理工学部環境都市工学科の野村泰稔教授が「インフラモニタリングから防災予測へ」~ICTとAIによる次世代社会インフラ管理~という演題で講演があった。両講演は、それぞれ歴史的視点と最先端技術から参加者に多角的な知見を提供する非常に有益なものとなった。
第2部の親睦会では、会場を中央電気倶楽部の大食堂に移し、奥村一相談役(S24理工)による乾杯の発声でスタートし、和やかに交流・懇親が進められた。
途中、今回新任役員となる星野会長、畑中章秀副会長(H5院理工)、服部亘啓副会長(H17 院理工)、太田和夫幹事長(H05 理工)、中井稔副幹事長(H2理工)からそれぞれ壇上から抱負が語られた。
最後は全員で集合写真を撮影し、お開きとなった。
なお、事務局からは井上拓也事務局長が出席した。