2025年2月22日(土)、「全国都道府県校友会運営者会議」を朱雀キャンパス・オンラインのハイブリッドで開催し、全国の都道府県校友会から約140名が参加しました。
開会前の会場では、受付時間中のラウンジを活用して、校友会未来人財育成奨励金受給団体の成果発表・交流会が行われました。30団体がそれぞれの団体活動をポスターセッション形式で発表し、学生と校友が交流を深めました。校友会未来人財育成基金は、後輩の学生へ「自らの可能性をひろげ、積極的にチャレンジしてほしい」との思いから、皆様よりいただいた寄付を原資に学生を支援しています。受給団体はSDGs(持続可能な開発目標)を基に社会課題を解決する活動を行っており、その活動は多岐にわたります。参加した学生からは、「自身の活動を支援くださっている裏側を身をもって知ることができた!」「活動のアドバイスや新たなネットワークが生まれ、さらに活動を広げる機会になった」などの声が寄せられました。
第一部の全体会では、冒頭、校友会未来人財育成奨励金受給団体の代表者が壇上にあがり、支援に対する感謝とともにより一層活動に励むことが述べれました。また、開会に先立ち、この一年間の物故者に対して、黙祷を捧げました。
校歌斉唱が行われた後、門川大作校友会長より、開会の挨拶として、運営者会議の開催を祝うとともに、活発な校友会活動を支える各都道府県校友会への感謝と更なる発展を期待することが述べられました。続いて来賓挨拶として森島朋三理事長より、日頃の支援に対する感謝が述べられたのち、立命館大学の現状の紹介とともに、少子化を背景に厳しくなる大学情勢の中、立命館がさらに挑戦し続けるためにも、より一層の校友の力が必要であることが呼びかけられました。
ご挨拶ののち、飯田俊之副会長より、会議の趣旨説明が行われました。今年度より、「全国都道府県校友会運営者会議」へと名称を変更しており、その意図として参加者の裾野拡大と幹事会との重複解消を目的としたことについて述べられました。
その後、事務局より資料に基づき、①2024年度 総会・イベントの概況、②2025年度 都道府県校友会活動支援について、③広報について、④校友会の情報管理について、⑤周年事業について、と事務連絡が行われました。
第二部では、分科会として各部屋に分かれ、運営者交流会と若手交流が実施されました。運営者交流会では、①情報発信、②組織管理、③行事・イベント運営、④担い手の育成・発見、という4つのテーマに参加者が分かれ、課題や関心のある内容に集中して、それぞれの取り組みや現状の意見交換を行いました。
また、若手交流会では、校友会活動でやってみたいことをテーマにグループワーク・発表を行い、新たな制度やイベントについて様々なアイデアが生まれました。
終了後は、若手交流会に参加した校友を対象にした懇親会が行われ、都道府県を超えた若手同士の繋がりが生まれました。