11月21日(月)、大野陽子さん(2012年・産業社会学部卒業)が来学、仲谷善雄学長・平林幸子立命館大学校友会副会長と懇談されました。大野さんは、立命館宇治高等学校から立命館大学に進学され、第26回全日本学生柔道体重別選手権大会(女子70㎏級)で優勝するなど在学時から活躍。スタミナとパワーを持ち味とした粘り強い柔道で、2021世界柔道選手権ブダペスト大会(女子70㎏級)で2位になるなど数々の成績を残し、今年10月惜しまれつつ現役を引退されました。
懇談のなかで大野さんは、「指導いただいた先生方や応援いただいた校友の方々など、たくさんの支えによって、ここまで柔道を続けることができました」と感謝を述べ、「立命館を出て、世界で戦った経験を後輩たちに伝えたい。オリンピックで活躍する選手の育成に、少しでも携われたら」と今後の抱負を語られました。
仲谷学長は、これまでの奮闘を称えつつ、「大野さんを目標にしてきた学生・生徒は多い。立命館を通じて培われた視座、行動力、リーダーシップなどを後輩たちに伝えていただけると大変ありがたい」と期待を寄せました。
左から辻井英吾 体育会柔道部副部長、大野陽子さん 左から仲谷善雄学長、平林幸子 立命館大学校友会副会長
※記念写真撮影時のみマスクを外しています。