立命館大学からプレスリリースが配信されています。(以下のURL)
http://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=462811&f=.pdf
立命館大学は、新型コロナウイルス感染症に関する調査研究からWithコロナ社会形成に向けたさまざまな基礎研究や応用研究を支援する「Withコロナ社会 提案公募研究プログラム-Visionaries for the New Normal-」を始動いたします。6月29日から学内公募を行い、審査を経て9月から研究がスタートします。
この取り組みは、新型コロナウイルス感染拡大後の社会(Withコロナ社会)を見据え、新しい社会様式に向けた研究活動を推進し、教育・研究機関として人類の平和的・民主的・持続的発展に貢献することを目的としています。すでに世界では、新型コロナウイルスを契機とした働き方、バリューチェーン、テクノロジー等が勢いよく変化し、製薬・ライフサイエンス系企業等では、治療薬・ワクチンの研究開発を加速させています。その一方で、感染者に対する差別や偏見、また感染症対策に関する科学コミュニケーションやガバナンスのありかたが問題になっています。そうした中、本学では、自然科学・人文科学・社会科学など各分野における研究の高度化に加え、16学部・20研究科を擁する総合大学としての研究者の多様性、強みをいかし、感染症に関する調査研究からWithコロナ社会形成にむけたさまざまなクロスフィールド研究にいたるまで、多様な研究に取り組みます。
具体的な研究プロジェクト内容は、改めてプレスリリース、大学HP等で公開予定です。
■具体的な研究例
・感染症の予防・治療につながる医薬品や機器装置、対策等の調査研究
・人々の生活様式や心理の変化に関する研究
・観光、イベント、芸術活動等の諸文化活動に関する研究
・経済的諸課題に関する研究
・倫理的/法的/社会的課題(Ethical, Legal and Social Issues)に資する研究
・新型コロナウイルスや新型肺炎に関する言説や科学コミュニケーション等の研究
■「With コロナ社会 提案公募研究プログラム-Visionaries for the New Normal-」の概要
募集内容:新型コロナウイルス感染症に関する調査研究から With コロナ社会形成に向けたさまざ
まな基礎研究や応用研究
募集期間:2020年6月29日(月)~7月22日(水)
募集対象:立命館大学に所属する研究者 ※他研究機関との共同提案も可
研究期間:2020年9月~2021年3月
助 成 額:総額2,000万円(1件50~200万円)