11月15日(金)午後7時から、丹後浜詰夕日ケ浦温泉「佳松苑」において、第22回京丹後支部校友会総会(兼、丹後駅伝激励会)が開催された(参加者43名)。
まずは、山根直樹幹事(84年卒・経済)の司会進行の下、第一部の総会が開催された。物故者への黙祷ならびに来賓の紹介後、初めに道家有已雄会長(70年卒・産社)が開会の挨拶をされ、「社会情勢が大きく変化し、グロバール化が進む中、個人・企業そして地域社会にとっても今までのように立ち行かない状況になってきている。大学には様々なノウハウや知見が多くあり、正しく宝の山である。それらを地域に取り込み、活かすことが重要であり、その仲介の役割を果たすのが校友会であると考えている。それらの実現のため、是非とも若い会員の方々の力を、より一層貸していただきたい。」と述べられた。引き続き、道家会長が音頭をとられ、参加者全員で校歌を斉唱した。その後、大学代表として、三ツ野直樹学生部次長の挨拶では、未来人財育成基金をはじめとする日頃の物心両面にわたる厚いご支援への感謝の思い、そしてアメフト部の関西1位や男子駅伝の活躍など、この間のスポーツ分野における学生達の活躍が紹介された。さらに来賓の高槻島本校友会・渡邊曻幹事長から「近隣の校友組織の連携は大切であり、この間、高槻島本校友会は京丹後支部との協力関係を築いてきた。明日の丹後駅伝も我々も一緒に応援したい。」旨の挨拶があった。続いて、吉岡栄一幹事長(82年卒・経営)より、平成30年度事業・決算報告および令和元年度の事業計画・予算の提案があり、拍手で承認された。総会の締めくくりには、参加者全員で記念撮影をおこない、第一部を終了した。
第二部として開催された懇親会は、吉岡幹事長が乾杯の挨拶をされてスタートし、校友の皆さんが大いに交流を深めた。会の中盤には、八幡支部校友会・奥西穂積幹事より「限界集落における取組について」の特別報告が、また福知山支部校友会・松山義信会長より近況報告および丹後駅伝連覇に向けた激励があった。会の終盤には、男子陸上競技部の山菅善樹監督ならびに現役部員である林遼子さんと林紘平さんから、翌日の丹後駅伝に向けて「明日は必ず大差で優勝する」と力強い抱負が述べられた。さらに道家会長の掛け声とともに全員で肩を組んで応援歌「グレーター立命」と「寮歌」を大合唱し、最後に石河良一郎顧問(69年卒・経営)の挨拶と一丁締めで終了した。
翌朝の丹後駅伝当日は、スタート地点である久美浜浜公園に吉岡幹事長、山根幹事らが駆けつけ、「ガンバレR立命健児」の横断幕を掲げながら、地元・網野高校出身の第1区走者・前川紘導さんに大声援を送った。大会は、前夜の山菅監督らの言葉通り、全員が見事な走りをみせ、第1区から最終8区まで1度もトップの座を譲ることなく、2位の関西学院大学に10分以上の差をつけての圧勝で2年連続25回目の優勝を飾った。