2019年9月14日に、奈良県天理市内の河原城会館において、奈良県校友会「天理立命会」第26回総会を開催し、30名近い校友が参加した。
総会は、深谷忠弘副会長(昭和53・文)の司会により進行。はじめに物故校友への黙祷、校歌斉唱が行われた。続いて、梶田日隆会長(昭和33・経済)より挨拶が行われ、天理立命会の活動や校友会未来人財育成基金等の校友会事業へのご協力に対するお礼が述べられた。
続いて、来賓を代表して、絈井憲奈良県校友会長(昭和44・経済)および石坂和幸学校法人立命館総合企画部長(平成4・経営)より挨拶が行われた。絈井会長の挨拶の中では、今年が校友会100周年となること、戦前に立命館が大学令に基づく大学に昇格するために卒業生が尽力した取り組みが契機となって校友会が発足したことなど校友会の歴史が紹介され、合せて、現在、校友会で取り組んでいる未来人財育成基金の取り組みの紹介とご協力に対するお礼が述べられた。石坂総合企画部長からは、立命館学園の近況と学生の活躍状況の報告、未来人財育成基金などをはじめとする校友の方々からのご支援、ご協力のお礼が述べられた。
来賓紹介では、前身の「わだつみ会」の立ち上げから地域校友会活動にご尽力されている酒谷庄兵衛校友会名誉幹事兼奈良県校友会顧問兼天理立命会相談役(昭和32・経済)、平野哲夫北和立命会会長(昭和39・法)、原正憲南和立命会会長(昭和45・法)、出口真一やまと郡山立命会会長(昭和51・理工)、宮川繁雄奈良建設会顧問・前会長(昭和46・理工)が紹介された。また、学校法人立命館森島朋三理事長、仲谷善雄総長および立命館大学校友会村上健治会長からの祝電が披露された。
総会議事では、中野健副会長(昭和33・文)が議長に選出。その後、中野議長の進行のもと、事務局長の弓仲弘司氏(昭和34・理工)より平成30年度事業報告、会計の山中将行氏(昭和48・経営)より平成30年度収支決算報告、小池淥朗氏(昭和35・理工)より会計監査報告が行われたた。引き続き、事務局長の弓仲弘司氏(昭和34・理工)より令和元年度事業計画案、会計の山中将行氏(昭和48・経営)より令和元年度収支予算案が提案され、いずれの議案も全て承認された。
その後、石坂総合企画部長より、「R2030チャレンジ・デザイン-立命館大学の今と未来」と題して講演が行われ、立命館大学の現況、大学をめぐる社会的な動向、現在検討を進めているR2030チャレンジ・デザインの概要などが紹介された。また、校友会の未来人財育成基金に基づく学生の活動の紹介とご協力へのお礼が述べられた。
引き続き、来賓の平野哲夫北和立命会会長の挨拶の後、出口真一やまと郡山立命会会長による乾杯の音頭により、懇親会が開催された。懇親会では、会員同士がテーブルを移動しながら親しく懇談し、盛会となった。最後に、全員が輪になって、グレーター立命を合唱し、万歳三唱で閉会となった。