6月9日(土)16時から奈良市の奈良ロイヤルホテルにおいて、立命館大学奈良県校友会が総会を開催し、130名の校友が参加した。
第一部の総会は、大西毅さん('06文)・後藤美奈さん('12院国際)による司会進行でスタート。物故者への黙祷、立命館大学応援団のリードによる校歌斉唱から、絈井憲会長('69経済)の挨拶となった。挨拶では、同日初開催となった関西2府4県の校友会役員が集結した「関西ブロック会議」での組織強化と校友会未来人財育成基金の募集推進に関する意見交換が行われたことなどの成果報告があり、また厳しい競争の中にある母校を支えるための校友会の役割について、今後の益々の取り組み活性化へ抱負が述べられた。
続いて、多忙なご公務の中、駆け付けられた校友の仲川げん奈良市長('98経済)がご祝辞とご挨拶を述べられた。
次に、大学代表として上田寛学校法人立命館専務理事より挨拶があり、今年4月に開設された食マネジメント学部や、アメリカン大学との連携による国際関係学部の新学科、さらにオーストラリア国立大学と進めるグローバル教養学部など、大学の取り組みについて報告された。
最後に校友会代表として林幸雄校友会本部副会長('73産社)が登壇し、校友会未来人財育成基金を活用した「+R校友会未来人財育成奨学金(成長支援)」について、先週実施されご自身も面接官を務められた面接で選考した学生について、彼らの問題意識や調査研究計画などの一部を紹介し、同基金へのさらなる協力の呼びかけを行った。
来賓紹介では前述の「関西ブロック会議」に参加した関西2府4県各校友会の役員が紹介された。
総会議事では、絈井会長が議長に選出され、昨年度の事業報告があり、会計及び会計監査報告、事業計画及び予算案の全てが拍手で承認された。
役員交代の報告では、奈良県校友会の功労者として酒谷庄兵衛さん('57経済)に絈井会長より感謝状と花束贈呈が行われた。続いて、柴田順夫副会長('81経営)が南都銀行立命会会長を交代される一方、奈良県校友会副会長として続投されることが報告され花束贈呈が行われた。最後に、先日総会が開催され、絈井会長が校友会本部副会長として来賓出席したウリ同窓会の申俊雨顧問兼直前会長('69経営)が紹介された。
第2部の講演会は、立命館大学アメリカンフットボール部の米倉輝前監督('95法)が講師となり「大学におけるスポーツ選手の育成について」をテーマに講演された。アメリカンフットボール部の練習やトレーニング内容、どのように組織作りをしていくかの取り組みが紹介された。
第3部の懇親会は、梶田日隆副会長(’58経済)の開会挨拶と乾杯の発声でスタートし、歓談はおおいに盛り上がった。終盤には応援団が登場し、一同が大きな輪を作って大きな手拍子とともに応援歌を合唱した。最後は平野哲夫副会長('64法)の中締めの挨拶と万歳三唱で幕を閉じた。
懇親会中は、絈井会長より校友会未来人財育成基金への寄付が呼びかけられ、当日配布された「ギフトカード(ぽち袋)」により、多数の寄付申込が寄せられた。
当日は、校友会設立100周年記念ロゴのミニフラッグによる撮影も行われた。
なお、事務局として校友・父母課から安福裕一郎課長、曽谷直樹課長補佐、本山茂伸課員が出席した。