文学部事務室からレポートをいただきましたので、ご報告いたします。
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去る11月18日(土)、京都ホテルオークラにて、立命館大学文学部創設90周年・文学部校友会設立10周年の記念式典、記念講演会、懇親会および文学部校友総会を開催しました。
文学部の卒業生・修了生、学部生・院生、退職された教職員・現役の教職員、約400名の皆さまにご来場頂き、盛況のうちに終えることができました。
【記念式典】
記念式典は、文学部創設90周年・文学部校友会設立10周年を記念し、これまでの学部教学の歴史や文化の歩み、文学部校友会の歩みを振り返り、未来に向けた学部教学・研究、校友会の発展について考える機会として開催しました。立命館大学文学部上野隆三学部長、立命館大学文学部校友会中小路宗隆会長、立命館大学吉田美喜夫学長よりご挨拶がありました。その後、立命館大学校友会会長 村上健治様、立命館大学京都校友会会長 岡野益巳様から祝電披露があり、学生を代表して、文学部自治会委員長の澤出大樹さんの挨拶がありました。最後に、「キャンパスアジア・プログラム(CAP)」について、山本郁子さん(2016年3月文学部日本文学専攻卒業)より、CAPで経験した中国、韓国を移動しながらの2年間についての報告が、映像を交えながら行われました。
【記念講演会】
裏千家15代・前家元 千 玄室 氏に「茶のこころ、日本のこころ」をテーマに、戦時中の一碗のお茶とご友人とのお話、茶道外交を通して出会われた方々とのエピソードなどについてご講演いただきました。参加者アンケートにおいては、千 玄室 先生と立命館との深い繋がりを知ることができた、大変感銘を受けました、などの声が溢れていました。
【文学部校友会第6回総会】
中小路宗隆会長のご挨拶の後、2015年度・2016年度活動報告、収支報告、監査報告があり、決算が承認されました。
続いて、2017年度事業案および予算案、校友会役員体制、名誉会長について提案があり、いずれの議題も承認されました。
2017年度からの主な役員のみなさんは下記の通りです。
幹事は、継続された方28名、新しく就任された方39名の合計67名です。
会長 池坊 専好(文学研究科日本史学専修2011年度卒)
副会長 志磨 慶子(哲学専攻1971年度卒)
副会長 河原 典史(地理学専攻1988年度卒)
常任幹事 髙儀 智和(日本文学専攻2000年度卒)
常任幹事 南 健一(東洋史学専攻2012年度卒)
また、名誉会長に中小路宗隆前会長が就任されました。
【懇親会】
上野隆三学部長のご挨拶の後、茂山千五郎家(茂山千五郎氏、茂山逸平氏、松本薫氏)による狂言(演目:蝸牛)があり、会場は笑いがおこり、和やかな雰囲気となりました。その後、学校法人立命館森島朋三理事長からのご挨拶・乾杯のご発声があり、和洋折衷の食事を楽しみながらご歓談いただきました。
恒例の大抽選会では、「図書カード」、「スターバックスカード」、「京都観光一日乗車券」、「著書『対談 私の白川静』」、「アメフトチケット(11/19関学戦)とパンサーズオリジナルトレーナー」、「京都ホテルオークラーのペアディナーお食事券」など、71本の景品が会場のみなさんに当りました。
そして、サプライズは、10月26日のプロ野球ドラフト会議において、横浜DeNAベイスターズから1位指名を受けた文学部心理学専攻4回生、東克樹選手の登場でした。東選手から色紙4枚とその場で書かれたサインボール1球が当選者に贈られ、みんなで記念撮影をしました。
続いて、文学部校友会の新会長に就任された華道家元 池坊次期家元 池坊専好会長よりご挨拶がありました。 そして、今総会で任務を終えられた、中小路宗隆前会長、志田穣前副会長、川原義彦前常任幹事に花束が贈呈されました。
最後に、 米山裕研究科長より閉会のご挨拶があり、14時から始まった一連の催しは19時30分、盛況の中終了しました。
文学部教学の拠点的施設である清心館・啓明館については、2019年度より改修工事を行い、2020年度(啓明館は2021年度)より共用が開始され、新たな教学改革も展開する予定です。
10年後の2027年、文学部創設100周年に向けて、これまでの到達点を踏まえ、今後さらなる改革を続け、よりよい教学を行う学部、より高い研究成果を挙げることのできる学部として、決意を新たに、歩みを進めていきます。