2017年6月3日(土)、立命館朱雀キャンパスにて「2017年度 立命館大学校友会幹事会」が開催され、282名の校友会幹事が出席した。
幹事会に先立ち、日本人初のブノワ賞を受賞したダンサー・木田真理子氏('07 産社)によるトークショーが行われた。「世界に羽ばたく立命館校友〜私のBeyond Borders〜」と題した講演会では、NHK京都キャスターの北浦静香氏('10文)が聞き手を務め、プロのバレエダンサーとしての活動と両立した学生時代の思い出や、今後のビジョンについて語られるとともに、Beyond Borders について、「壁を超えていくのではなく、自分の世界をより広げていくイメージを持っている」と独自の考え方が披露された。
トークショー終了後、村上健治校友会長の開会挨拶により2017年度幹事会がスタート。はじめに吉田美喜夫立命館大学総長より、未来人財育成基金をはじめとした大学への支援、ご協力に対する謝辞と校友会の今後更なる発展を期する挨拶が述べられた。続いて、村上健治会長を議長として、各委員会担当副会長より順に報告が行われた。 審議事項についても、拍手をもって全会一致で承認された。会場からも積極的な発言が行われ、校友会活動、母校後輩支援に対する想い、新たな期待が語られた。
2017年度 立命館大学校友会幹事会 議題
【報告事項】
1.2017~2019年度立命館大学校友会本部役員の選任について
2.校友会顧問の選任について
3.校友会名誉幹事の選任について
4.「オール立命館校友大会2017 in 京都」の全体概要について
5.「オール立命館校友大会2018 in 仙台」の開催概要について
6.校友会設立100周年記念事業の進捗報告について
7.校友会未来人財育成基金募集推進活動の現状と2017年度の取組みについて
8.東日本大震災復興支援特別事業の進捗報告について
9.海外校友会の新設について
【審議事項】
10.立命館大学校友会会則の一部改正案について
11.学校法人立命館評議員候補者の推挙について
12.2016年度事業報告および2016年度決算報告について
13.2017年度事業計画案および2017年度予算案について
なお、幹事会の報告事項と審議事項の間の時間に、初の試みとなる「交流タイム」が設けられた。参加者同士の交流が行われるとともに、校友会未来人財育成基金を原資とした+R奨学金受給学生による成果発表(ポスターセッション)も実施。久しぶりの再会を果たした幹事同士、互いの近況や校友会活動について交流タイムを活用して語らいつつ、学生の成果発表にも多くの校友が関心を寄せ、会場内は熱気に包まれていた。
また、校友会設立100周年記念特設ブースも設けられ、instagram 100周年公式アカウント掲載用の写真撮影も実施。100周年フラッグを掲げながら、校友幹事による写真が多数撮影された。
アカウント名:r.alumni100th(#2019年立命館大学校友会100周年)
新たな試みとなったトークショー・交流タイム・学生による成果発表により、幹事同士のコミュニケーション、未来人財育成基金への理解が促進され、例年以上に参加者満足度の高い幹事会となった。