1月7日(土)、競技かるたの聖地・近江神宮にて、「名人位決定戦」が開催された。現かるた名人の川﨑文義さん('11文、福井県出身・在住)が、挑戦者に3-0で勝利し、名人位を初防衛した!名人位は競技かるたの最高峰のタイトルで、川崎さんは昨年の名人位決定戦で勝利し、本学学生・校友では史上初の名人位獲得を果たし、今回の勝利により初防衛となった。
名人位決定戦に先立ち、選手・関係者は近江神宮にて参拝をおこなった。競技会場の近江勧学館に移動し、開会式の後、競技開始となった。1回戦は5枚差で制し、2回戦は14枚差の大差で押し切り、その勢いで3回戦も勝ち、ストレートで連覇を決めた。
川崎さんは福井県出身で、学生時代は個人戦優勝はもちろん、立命館大学かるた会で会長を務めて団体戦優勝に導き、課外活動で顕著な実績を挙げた学生を表彰する「校友会奨学金」を受賞。卒業後も福井県内で勤務の傍ら競技を続け、昨年、悲願の名人位を獲得した。「オール立命館2016 in 金沢」のかるた体験企画でも尽力していただいた。川崎さん、本当におめでとうございます!