7月31日(日)、熊本県益城町にて、校友の落語家である桂咲之輔さん(07'産社)による落語会が開催された。益城町総合体育館は避難所となっていて、今もなお800名の方々が身を寄せておられる。笑いで元気にという思いから、ボランティアとして避難所での落語会開催となった。避難所内の即席の寄席会場には、避難所の方々、被災された校友のご家族などがお集まりになった。最初は固かった会場の雰囲気も、桂咲之輔さんの小咄で空気が和らぎ、ネタを展開される中で大きな笑いの花が咲いた。終演後、サインや写真を求める声が挙がり、本企画に関わったメンバーによる記念撮影もおこなわれた。
落語会終演後、桂咲之輔さん一行は益城町の視察をおこなった。地震から3か月以上を経てもなお、崩れたままの家、隆起したままの道路が散見され、地震の爪痕が深く刻まれている。現地の方からは「発災当時と比べて世間から忘れられていっていることを実感し、見たものをたくさん伝えてくれることがうれしい」との言葉があり、現地を撮影した写真も以下の通り掲載する。あらためて熊本地震で被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、復興への祈りを捧げたい。
なお、立命館大学校友・父母課の曽谷直樹課長補佐が訪問した。