7月4日(月)17時50分から、新・都ホテルにおいて、立命京滋観光の会が第24回目となる総会を開催した。
第1部の総会は乾光孝氏(97年文)の司会進行で、佐竹力総会長(70年法)の開会宣言があり、続いて佐竹会長から事業報告および決算報告があった。監事の伊香英三氏の監査報告を経て、これらの議題を拍手で承認。あらためて佐竹会長の挨拶となった。挨拶の中で佐竹会長は、「インバウンドは今後も増えていき、2020年の東京オリンピックの時には2000万人に到達するともいわれている。大切なことはどのような対応をするかということであり、そういう意味で今回は高田昇先生にご講演をお願いした。聴講した上で、意見交換していただければと思う」と述べた。その後、講演会となり、講師の髙田昇先生(立命館大学客員教授・株式会社COM計画研究所代表)が、「観光の時代とインバウンド」というテーマで、人口が減少し、が国内需要だけで経済成長していくことが困難な時代にあって、外国人観光客を呼び込み、リピーターを増やしていく観光政策の確立の重要性を様々なデータと事例を提示しながらご説明された。
集合写真撮影後、第2部の懇親会となった。冒頭に校友会本部事務局から参加した事務局長の大場が、母校の近況報告と校友会未来人財育成基金の活用状況と特別募集キャンペーンへの協力を依頼した。次に中村和歳氏(61年文)が声高らかに乾杯を発声し、開宴となった。司会の乾氏の指名によるスピーチや、高田先生の講演に関わり、京都の観光政策や滋賀の観光政策についての意見交換が行われたり、ビジネスに関わる情報交換が行われたりするなど、活発な交流が展開された。最後は恒例の中小路宗隆氏(55年文)のリードで校歌と応援歌を斉唱し、お開きとなった。