2016年6月4日(土)17時より、京都市の四条大橋西詰にある東華彩館にて、「立命館大学ウリ同窓会 第48回定期総会」が開催された。総会に先立つ第一部では、会としても親交の深い中華校友会の常任幹事でもある畢麗傑氏('11院国際)を講師として招き、『中国人の「爆買い」から見える日本の「インバウンド」市場拡大の必要性―在日コリアンの市場参入の考察も通じて―』と題した講演会が行われた。貴重な講演への感謝の証しとして、会から講師に対し花束がプレゼントされた。
続く総会では、2015年度事業の報告と会計決算報告が行なわれた他、役員任期満了に伴う再任が承認された。議事が終了した後、来賓である吉田美喜夫立命館総長と飛鳥井雅和校友会本部副会長('64法)の入場があり、満場の拍手で迎え入れられた。
第三部の懇親会は、白吉雲会長('83経済)の参加校友への感謝の辞、今後の活動に向けた抱負を述べる挨拶からスタートした。吉田総長がウリ同窓会結成時のエピソードや大学のグローバル化に向けた取り組みに触れた挨拶を終えると、参加校友から花束が贈呈された。続いて、飛鳥井校友会副会長からは校友会未来人財育成基金への協力に対する感謝等が述べられ、京都大学コリア同窓会の裵薫会長、同志社コリア同窓会の朴信明事務局長、中央大学コリア同窓会の金安南会長からも来賓として挨拶があった。
申俊雨顧問[前会長](’69経営)の乾杯の発声を皮切りに、参加者は料理と歓談を楽しみ、ボーカルユニット “ シャッフルナイツ ” が、オールディーズの生演奏で会場を多いに盛り上げた。宴もたけなわの頃にアンコールに次ぐアンコールで「アリラン」を合唱、会場はリズムにあわせて踊りだしたり、肩を組んで円陣を組む校友で溢れた。最後に、伝統を守る難しさと、その中で新しい風を取り入れることの大切さを語る崔仁寿副会長('82法)の閉会の辞をもってお開きとなった。
なお、校友会本部事務局からは舩尾優一校友・父母課長補佐と朴秋香課員が出席した。