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公認会計士試験合格祝賀会2018年3月15日

開催日:2017(平成29)年12月5日(火)
場所:立命館大学大阪いばらきキャンパス キャンピングキッチン

11月30日に、平成29年度公認会計士試験に合格した学生・卒業生を称える公認会計士合格祝賀会が開催され、OBとして稲垣誠二さんが参加しました。立命館大学副学長有賀郁敏様のご挨拶で始まった祝賀会では、公認会計士校友会の鈴木会長の合格を祝う言葉を披露して、合格の皆様をお祝いしました。

祝賀会では、公認会計士試験合格者と公認会計士校友会の公認会計士の先輩方とのあいだで、これからの仕事の内容やキャリアプランなどについて話を交わし、交流がおこなわれました。

また、経営管理研究科研究科長奥村教授やOIC国際教育センター長西谷教授にもお言葉をいただき、合格者を励ましていただきました。

最後に、立命館大学公認会計士校友会では、公認会計士試験に合格された皆様のこれからのご活躍を祈念しております。

公認会計士校友会の鈴木会長のお祝の言葉全文

公認会計士試験の合格、おめでとうございます。立命館出身の先輩会計士として、また、公認会計士校友会の会長として、皆さんに心からお祝いを申し上げます。

このたび皆さんは、公認会計士としてのスタートラインに立つことができました。現在、我が国の公認会計士業界は、36,000人のメンバーで構成されています。皆さんは、その仲間に入りました。大いに歓迎いたします。

立命館出身の約500名の先輩会計士の中には、監査法人のパートナーとして、日本を代表する大企業の監査を担当している人、日本公認会計士協会の役員として、会計士業界の発展のために活動している人、また、監査法人の経営の中枢を担っている人、上場企業の役員や学校法人立命館の監事を務めている人、大学の先生となり後輩の指導・育成に当たっている人など、多くの方々が第一線で活躍されています。

機会があれば、是非、これらの方々のお話をお聞きし、意見交換をしてください。先輩会計士の経験や意見は、皆さんの会計士人生にとって、大きな示唆を与えてくれると思います。

現在、我が国の経済社会は、そのインフラとして、真に優秀な公認会計士を求めています。また、AIを業務で活用できる素養も重要です。企業活動の複雑化や国際化、資本市場の適正化のために、公認会計士に対する社会からの期待は大いに高まっています。また、公会計や非営利分野、企業内会計士など、その活動範囲も益々広がっています。

監査、会計アドバイザリー、コンサルティング、税務など、皆さんは、将来、公認会計士として自分に合った職務を見つけ、社会人として、そして人間として成長していかれることでしょう。皆さんが公認会計士という資格を活かして、自分の人生の夢を叶えられることを祈念しています。

現在の激動する国際社会の中で、日本の公認会計士が、その存在感を示すことは、極めて難しいことです。英語というハンデもあります。しかし、そうであるからこそ挑戦する価値があります。機会があったら海外に出ましょう。また、様々な業種や業界の方々との交流を深めましょう。それは、将来、きっと皆さんの人生の財産になります。

我々公認会計士は、社会から期待されています。また、信頼されています。この期待や信頼を、皆さんの世代の会計士も受け継いでいってください。立命健児ならば、きっと世に尽くせる公認会計士になれると、私は確信しています。

我が国の公認会計士業界の未来は、皆さんの若い力に託されています。
皆さんの将来に幸多きことを祈念し、公認会計士試験合格者の皆さんへのお祝いのメッセージと致します。

平成29年12月1日
立命館公認会計士校友会 会長 鈴木 昌治


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