団体支援

2026/January

VOICE

支援を受けた学生の声

琵琶湖を脅かす外来魚アメリカナマズから、豊かな生態系を守る

奨励金採択テーマ
琵琶湖やそれに繋がる河川・ダムの生態系をアメリカナマズから守る活動とそのコミュニティづくり

経営学部 4回生(biwa友 代表) 日野原 颯さん

団体立ち上げの背景やきっかけ

団体を立ち上げたきっかけは、ゼミでアメリカナマズが琵琶湖の生態系を脅かしている実態を知ったことです。アメリカナマズは特定外来生物に指定されている外来魚で、強い雑食性と貪欲さを持ち、かつて琵琶湖で問題となったブラックバスやブルーギル以上に深刻な影響を及ぼす恐れがあります。滋賀県出身の私にとって、琵琶湖は身近で大切な存在であり、この状況に強い危機感を覚えました。学生として自分たちにもできることがあるのではないかと考え、活動を始めました。

琵琶湖を脅かす外来魚アメリカナマズ

biwa友の活動内容

私たちのミッションは、「琵琶湖やそれに繋がる河川の生態系や固有種を守る」ことです。アメリカナマズの駆除は目的ではなく、あくまでそのミッションを達成するための手段として位置づけています。現在は、アメリカナマズが繁殖していると推察される天ヶ瀬ダムに焦点を当て、個体数をどのように減らしていくかについて、ダムの統合管理事務所の方々と協働しながら取り組んでいます。また、単に駆除するだけでなく、命あるアメリカナマズの利活用や、この問題の認知度向上を目的としたイベントの開催、多様な企業・団体との連携にも力を入れています。

アフリカナマズを使ったフライ

今後実現したいこと

当初、私たちはアメリカナマズの駆除にばかり焦点を当てて活動していました。しかし、活動を続ける中で、問題はアメリカナマズに限らず、琵琶湖やそこに繋がる水系全体の生物多様性、さらにはネイチャーポジティブの実現にも目を向ける必要があると考えるようになりました。今後、自然資本の考え方や生物多様性がより重視される社会の中で、多くの人や企業と関わりながら、この問題の具体的な解決に取り組んでいきたいと考えています。

※掲載内容は取材時のものです

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