団体支援

2025/February

VOICE

支援を受けた学生の声

「おおきに」だからこそできる社会課題の解決と未来社会の創造

奨励金採択テーマ
環境問題についての発信および部活動におけるリサイクル循環

文学部 3回生(立命館大学万博学生委員会「おおきに」環境班 代表) 清水 優香さん

立命館大学万博学生委員会「おおきに」について

立命館大学万博学生委員会「おおきに」は、大阪・関西万博への参画を通して、学生が学び、成長できる場として、2023年4月に発足し、16学部から約100名の学生が活動しています。環境、食、コミュニケーション、多様性・異文化理解、日本文化などのテーマ別の班に分かれて社会課題の解決を考える部門と、執行部、広報、会計などの運営を担う部門があります。回生問わず仲が良く、班の取り組みを良いものにするため意見を出し合い、互いに高め合っています。

環境班の目標と活動

私が所属している環境班は、「全ての人に環境問題を自分ごととして捉えてもらう」ことを目標に活動しています。元々は、「環境問題を知ってもらうきっかけを提供する」という目標を掲げていましたが、その後の1年間の活動を経て、より環境問題の解決につながる活動にしたいという考えに至り、「自分ごととして捉えてもらう」という、さらに上のステップの目標を掲げることになりました。環境班を結成した当初は、ポスターセッションをしたり、ボードゲームであるすごろくを使って幅広い環境問題について取り扱ったりしました。2年目では、継続して大学内のイベントに参加し、ものづくりを加えたワークショップや、参加者がアナウンサーになり環境問題に対する自身の行動宣言を発信するワークショップを行いました。また、大学外のイベントである「ごみ祭り」において、立命館大学の他団体と一緒に、遊びながら環境について学べるワークショップを実施しました。

今後の私たちの取り組み

そして、現在私たちは4月から開催される大阪・関西万博のシグネチャーパビリオンの一つ「いのちの遊び場 クラゲ館」に出展し、ワークショップを実施することを目指して、日々活動しております。どうすれば社会に生きる一人ひとりが、環境問題を自分ごととして捉え、継続的に活動を続け、より良い社会を構築することができるのか、そのために私たちはどのように働きかけることができるのか、それを追い求めています。環境問題と一言で言ってもさまざまな要因が複雑に絡み合い、また、今取り組んでも実際に結果が出るのはかなり先です。しかし、未来に生きる人間をはじめとした全てのいのちが住みやすい地球を創ることができるのは、今を生きる私たちです。大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現させるためにも、私たち「おおきに」と一緒に社会課題の解決への一歩を踏み出してみませんか。万博会場でお会いできることを楽しみにしています。これからも応援をお願いいたします。

※掲載内容は取材時のものです

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