団体支援

2024/October

VOICE

支援を受けた学生の声

食品残渣ざんさを使ったクラフトビールで滋賀をアップサイクルの街に

奨励金採択テーマ
BKCの食品残渣を利用したクラフトビールの企画販売による持続的な循環型社会の実現

経済学部 4回生(Beerthe30th 代表) 西村 まどかさん

びわ湖ブルワリー株式会社で醸造のお手伝い

プロジェクト参加の背景

私たちは立命館大学の食堂やショップで売れ残ったお米をアップサイクルし、クラフトビールを醸造・販売することに取り組んでいます。小中学生のときから食べることが大好きで、残った給食が全て捨てられてしまうのがもったいないと感じており、食品ロスについて興味を持っていました。ゼミの先生からプロジェクトへの参加の打診を受けた際、直接的に食品ロス削減に貢献できることが素敵だと思い、本プロジェクトに参加しました。

クラフトビールに込めた想いと活動指針

びわこ・くさつキャンパス(BKC)30 周年をクラフトビールのテーマに、「ビールを片手にあの頃の思い出を語り合ってほしい」という思いから、「さあ、あの頃の話をしよう」という商品コンセプトが完成しました。今年度は立命館大学の食堂で出た食品残渣を活用したクラフトビールの販売を通じて、アップサイクルを身近に感じ、興味を持ってもらうことを目標にしています。今回醸造する予定のクラフトビール1500本で、コンビニの約2日分の売れ残りのお米をアップサイクルすることができます。

滋賀をアップサイクルの街にするために

この活動の最終目標は、滋賀県全体が食品のアップサイクルの街になることです。今回使用する食品残渣は大学から出たお米のみですが、パンなど他の炭水化物でも代替可能です。来年からは滋賀県の流通過程にのらない食品残渣を活用し、滋賀県の特産品となるようなクラフトビールの醸造・販売をしたいと考えています。この活動を通じて食品のアップサイクルへの障壁を低くすることで、社会に貢献していきたいと考えています。これからも応援のほど、よろしくお願いいたします。

糖化後に出た麦芽かすを掃除
プロジェクトメンバー

※掲載内容は取材時のものです

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