団体支援

2024/January

VOICE

支援を受けた学生の声

学部の枠を越えて社会課題の解決を目指す

奨励金採択テーマ
理工学部電子情報工学科 孟林准教授の画像認識AI技術を用いた新規事業開発

経営学部 3回生(MOUantAI 代表) 太田 晶景さん

活動の様子

世の中の目になることを目指して

私たちMOUantAI(モウアントアイ)は、理工学部の研究成果である画像認識AIの技術を生かすべく結成された、「起業に興味のある学生」と「AI研究者」による文理融合のチームです。私たちは、現在、人が見るのに苦労していたり、見ることができていなかったりするものが原因の社会課題を、画像認識AIを用いて解決する「世の中の目になる」ことをビジョンに掲げて活動しています。

めしパシャとAtta

現在、MOUantAIでは二つのプロジェクトに取り組んでいます。一つは、介護施設などでの食事摂取量を記録するサービス「めしパシャ」です。こちらは今まで施設職員の方が目視で行っていた、入居者の食事摂取量の記録を、写真を撮るだけで楽に正確に記録できるサービスです。もう一つは落とし物を管理・検索できるサービス「Atta」です。こちらは、今まで施設職員の方が手書きやPC入力により行っていた遺失物管理を、写真を撮るだけで完結できるサービスです。またAIを用いた画像検索により、落とした人も簡単に遺失物を探すことができるようになります。

活動実績と今後の展開

現在さまざまなビジネスコンテストに出場しており、「第20回 学生ベンチャーコンテスト Powered by RIMIX」では最優秀賞を、「スタートアップチャレンジ甲子園」では3つの協賛企業賞を、それぞれ受賞することができました。今後は、これらのビジネスコンテストなどでつながることができた介護施設の方などにご協力をいただきながら、正式リリースに向けて活動を続けていきます。「世の中の目」として社会課題を解決し、一人でも多くの人を笑顔にするために精進してまいります。これからも応援をお願いいたします。

ベンチャーコンテスト最優秀賞受賞
食事摂取量を記録するサービス「めしパシャ」

※掲載内容は取材時のものです

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